2005/07/19

嫌なものを見た

「ありがとう。無償対応してくれて♪」と彼は言った。

今見ればチャチいゴミのようなプログラムだ。
だが当時、このマシン室に毎日たった一人で、
俺がどんな思いを抱きながらこれを組んだか、
彼は想像できるだろうか?

動かなくなって困っているのは俺じゃない。
今こいつを毎日使っているあんただ。
自分が使うものは自分でメンテするという気にはならんか?

無理だな。あんたには無理だ。

人の善意に依存して生きる連中とは、こうも醜いものか。
俺はこうはなるまいと堅く心に誓う。

3 Comments:

Blogger sempreff said...

僕が前よりもずっと心がけていること…

ひょっとして読んでみようかな、なんて思っちゃったりした若者に向けて、迷わない程度に、多すぎないように、

コメントを書くこと。

楽譜に演奏記号を書くようなものじゃないか?
largo, dolce, ここでブレス, 長いフレーズを poco a poco crescendo, 時々 dal segno, accelerando,
accelerando, coda, fine. ま、おうおうにして sempre fortissimo だけ、なんだけどね :-)

書かれていないことを読ませるのは読者に期待しすぎなんだけど、書かなくてもわかることを書くのは不粋なわけで。そのへんのやじろべぇが面白いわけで。

水曜日, 7月 20, 2005 1:09:00 午前  
Anonymous 匿名 said...

コードのコメント記述については自分は書きますね。かなり。
コードは書き手の意志や考えなので、本当はどうしてそういう考えなのかとか、なぜそういうコードになっているのかを書きたいんだけど、なかなか。。。

プログラムがまるまるドキュメントになってしまうので。。。よほど複雑なもので一般公開するようなものならREADMEとか書きますが、理想はperldocのようにプログラムとドキュメントが一緒になっている方が自分は好きです。

業務としては別に用意しなくてはいけないからそうもいかんけれど。。。

水曜日, 7月 20, 2005 7:57:00 午前  
Blogger kazufuruk said...

ゴミプロであればあるほどコメントをガシガシ書いてしまいます。
書かなくても分かるよ!ってことも多分書いているでしょうね。

今回メンテしたゴミプロは1時間の作業が5秒で終るスグレものなので、
後任者がシステムに変更があっても困る事無くメンテ出来るようにと、
これでもかというくらいコメント入れて作ったものだったのですが、
原因調査はおろか中身を見る事すらせずに丸投げされて、悲しか。。。

当時我々が行っていた業務の効率を上げるために作ったものであり、
ソフトウェアとしては正規なものではないため、
業務が自分たちから離れた現在はもうこれらをメンテする義務は無いのです。
こんなことなら業務と一緒にこいつらも引き挙げてくれば良かったかな。

それもまた不粋か。。。

水曜日, 7月 20, 2005 9:05:00 午後  

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