2005/11/25

確かにそうかも

新規プロジェクトの中心メンバーを招いてキックオフ会が行われた。
お客さんも統括プロジェクトマネージャーを筆頭に豪華なメンバーが顔をそろえた。
お客さんと呑みの席をご一緒する機会はそれほど多くない。
呑むなぁ、オッサンたち。

宴もタケナワというところで統括プロジェクトマネージャーに捕まった。
時はそろそろお開きかというタイミング。
プロマネは当然ベロベロに出来上がっている。
「オレの仕事は『いい物はいい悪いものは悪い』のスタンスを忘れない!」
スゴイ勢いで捲くし立てる。お客さんなのでそう邪険にも出来ない。
ひとしきりしゃべり切った所でプロマネが言った。

「おまえ、部下や後輩に対して思いやりを持っていないだろう。」

。。。確かにそうかもしれない。
酔った勢いで言った事かもしれないが、的を得ている気がした。
部下はいないが後輩はいる。彼らに対して自分はいつも
「後輩は後輩、オレはオレ」が基本的なスタンスなのだ。
後輩が困っていても基本的に助けない。
助けを求めてくれば何かはしてやると思うが、
余計なお世話かもしれないので自分から進んで手をさしのべる事はしない。
さらに、助けを求められた時は多分答えを 100% 教えてしまう。
何も考えず「教えてください」と明らかに 100% の答えを
期待する者には返事もしない。そんなのって一発でわかるし。
「めんどくさいんであんたでやってくらさい」て言われてるようなもんだ。
これでもかというくらい冷たくあしらうな。

本人のためになる事をしてやろうとすれば、
ヒントだけ教えて後は考えさせるというのが筋だろう。
どこまでがヒントかを考えてあげるのが思いやりなのだろうか?
自分が彼らにしてやっていることはこれでいいのだろうか?

少し前上司に
「後輩にどう頑張れば仕事が楽しくなるのかスタイルで示せないお前達はイカン」
と言われた事があったが、これも似たようなニュアンスかな。
でもどう頑張れば仕事が楽しくなるのか俺自身が知りたいので、
それはどうやっても無理っス。

で、唐揚げ? やきそば? もちろん喰ったっスよ。思うがまま。
明日トレーニングルームで挽回するっスよ。

4 Comments:

Blogger sempreff said...

最近の後輩くんたち見てて思うのは、
人のやってることを盗もうとしないなぁ、と。
ガツガツしてないんだよなぁ。
教えられたいって思って待ってんじゃないかな。
「知ろう」と思ってくれないと始まんないだよなぁ。

ま、我輩も教えるのはヘタだがなっ。わはは。

土曜日, 11月 26, 2005 1:07:00 午前  
Blogger kazufuruk said...

sempreff> ま、我輩も教えるのはヘタだがなっ。わはは。

いや、それは全くのご謙遜ですよ。
sempreff さんほど思いやりを持って後輩に接する方はそういません。
それは教えると言うよりも導くと言った方が正確でしょうか。

自分が ThikPad に PC-UNIX をインストールして持ち歩くようになったのは、
いつぞやの忘年会が始まる前、sempreff さんがホテルのソファで
Win2k on vmware on FreeBSD on ThinkPad i1680 で(笑)、
軽快に Word ドキュメントを編集してらした所を目撃した事がきっかけでした。
この小さなマシン上で何が起きているのかわからないという衝撃がなければ、
UNIX をこけつまろびつ追求する今の自分のベクトルは無かったと本気で思います。

これはおべっかでも何でもなく、事実です。

# 52k 円も身銭切って価格変更前の vmware を買うことも無かったです。。。orz

土曜日, 11月 26, 2005 1:40:00 午前  
Anonymous 匿名 said...

後輩への思いやりか。。。。難しいですよね。
kazufurukさんと同じ感じだったかなぁ。。。自分も。

後輩が何を求めているかにもよるんだけど、単に答えを教えるというのは思いやりではないと思います。ただし、ヤバいときは全力でフォローしてあげますが。自分もそうだったんですがやはり結果がダメでも、考えたことの結果を出させて、その結果から考えさせるというのも一つの思いやりではないかな?
(結果の影響度にも夜と思いますけどね。許容範囲なら。。。)
失敗したとしても本人に対する周りへのフォローをしっかりしてあげれば、経験するということは重要です。

でも、考えてくれる人と人のせいにする人といるんですよねぇ。。。。

土曜日, 11月 26, 2005 5:35:00 午後  
Blogger kazufuruk said...

tam> 後輩への思いやりか。。。。難しいですよね。
tam> kazufurukさんと同じ感じだったかなぁ。。。自分も。

いや、tam さんは自分の様にただ放っておくだけでなく、
出した結果が本当に良かったのか、最良だったのか、
その判断のヒントを確実に与えて下さってたと思います。
なので自分としては「まかせてもらってる」という感覚で仕事してました。
「ま、いんじゃない?」の一言が欲しくて(笑)。

tam> 考えたことの結果を出させて、その結果から考えさせるというのも一つの思いやりではないかな?

いまは直接後輩と仕事をする事は少ないですが、
そうなった場合には「ちゃんとフォローしてやるからな!」
なんて態度は微塵も出さないと思いますが(笑)、
フォローが出来る余裕を持ちたいですね。
あ、思いやりが無いのは今のオレに余裕が無いから?

tam> でも、考えてくれる人と人のせいにする人といるんですよねぇ。。。。

自分は後者かも。。。いや、「しょせんオレだから」とヘコんでた?(笑)

火曜日, 11月 29, 2005 12:01:00 午前  

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