2005/07/25

ニューアルバム

エリックジョンソンのニューアルバムがようやく届いた。
耳に心地よいギタートーンは健在。素晴らしい。
楽曲は以前のアルバムには無い多様なスタイルが聴ける。
強いて言えば実質的な2ndアルバム「未来への扉」に近いか。
スタンダードジャズの様な曲もある。
チェットアトキンスに影響受けているはずなので、
そういう曲がある事で驚きはしないが、幅の広い人だなぁ。

ただ、ここらへんはファンでも意見が分かれる所かもしれん。
自分はプレイヤーとして聴いてしまうので彼の凄さを素直に認めてしまう。
あんな風に弾けたら楽しくてしょうがないだろう。
ファン層もリスナー寄りの人より自分のような人が多いのではないだろうか。
Musician's Musician と言われるくらいの人だから。

以前クラブクアトロで観た Alien Love Child 名義のツアーで初めて聴いた曲が、
今回のスタジオアルバムに収録されている。これがまた良い。
先にライブで聴いた楽曲をスタジオ版で聴くと大概がっかりするのだが、
この方に限ってはそれはありえないのだな。

楽曲は多様でも一発でエリックと分かるプレイなので、
買って損したなどと思う事は決して無い良い作品だが、
佳曲「遥かなるドーヴァー」を超える曲はまだ聴けなかったか。
そういう意味でも他の作品を聴いた時のインパクトには
かろうじて届かないアルバムではあると思う。

でも10月の来日公演は観に行くっす。

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