2005/09/14

電車での出来事

今日の帰りの電車での事。珍しく混んでいたが1席だけ空いていた。
決して広く空いていたわけではないが、自分が座るには十分だったと思う。
自分が座ると、その隣でウトウトとしていた女性が目を開けけげんそうな顔をした。
「何で座るんだよ!」とでも言わんばかりの表情だ。

終点手前でその女性は降りたのだが、事件はその時。
聞こえるか聞こえないかの小声で一言

「。。。デブ」

と捨てゼリフをほざいて行った。
学生時代耳コピで鍛えた耳は伊達ではない。確かに言ったのがわかった。
女性と書いたが、その人物は全くもって取るに足らないオバハンだ。
これがストレートの髪が美しい妙齢の美女から

「ヨツンバイにおなり!食べる事しか能の無いこのブダめ!」

と屈辱的な言葉を浴びせられるというのなら、
それはそれで別の楽しみを見出せようというものだが(ウソ)
そこらのオバハンからこのような仕打を受けようとは。
あまりの事にしばし言葉を失う。

入社当時にも同じような事があった。
配属された事業部では、バレンタインデーに女性社員の
ポケットマネーから男性社員に小さなチョコレートが配られる。
そのお返しに、今度はホワイトデーに男性社員の
ポケットマネーから女性社員に何かしらが配られる。
それを手配し配るのは新人の仕事だったりするのだが、
ある女性社員にお返しの品であるクッキーを渡した所、

「あんたから受け取りたくない。もっとカッコイイ子からもらいたい。」

と言われた。多分表情から考えて本気で言っていたのだろう。
言い換えれば、自分から受け取るとその品の価値が減るという事だ。
その事実がみじめで情けなくて、しばらく会社に来る度嫌な気分になった。
その女性社員は「女」の部分がくたびれかけた40手前の取るに足らないオバハンだ。
ネタのつもりで言ったのだとしても、冗談の趣味とセンスが悪すぎる。
それにあの程度如き存在にぞんざいな扱いをされた事に変わりは無い。
しかもオレ的なニュートラルからは激しくマイナス方向に位置するオブジェクトにだ。
自分も好きでその有機物(だんだん扱いが悪くなって来た)にクッキーを渡したわけではない。

以前テレビでローリー

「昔ボクを馬鹿にした連中に復讐するためロックバンドをやっている」

と発言し、「意味わかんねーよ」と他の出演者に失笑されている所を見た事がある。
その発言、自分には良くわかる。彼は子どもの頃肥満児だったのだ。


。。。絶対綺麗になってやる。


追記:
ローリーはあのメイクにあの言動のためイロモノキワモノ扱いされているが、
彼の音楽的なセンスとテクニックは凄まじいものがあると感じている。
自分は彼は世間から過小評価されていると思っている事を付け加えておく。
それは先の様な共感できる部分があるという理由からではない。

2 Comments:

Anonymous 匿名 said...

そういえば思い出した。だいぶ前に駅で切符を買おうと並んでたら、自分の前の女子高校生にジジイ呼ばわりされたよ。
頭が理解するまえに反射的にケリが出そうになったけど、とっさに踏み止まったよ。。。

そのあと、何でだったのかまったく理解できず次第に頭にきて怒りの鉾先を向けるところがなくて困った。。。

木曜日, 9月 15, 2005 12:56:00 午前  
Blogger kazufuruk said...

tam> そのあと、何でだったのかまったく理解できず次第に頭にきて怒りの鉾先を向けるところがなくて困った。。。

自分にとってジジイとは、こちら向いて壁ぎわに座って売上や生産性向上などに貢献する意見や考えを一切のべる事無く「朝9時に来い」とか「シャツをズボンに入れろ」とか言っている人なのですがw、女子高生にしてみれば汗臭そうな大学生でもジジイなのでしょう。
その発言を理解するために使用する時間や、その際に脳が消費するブドウ糖すらもったいないですよ。ムシムシムシ。

ちなみに自分の場合、怒りの鉾先はこのBlogだったりします。読んでいて不快に思う事もあるかと思います。。。m(_ _)m

金曜日, 9月 16, 2005 2:24:00 午前  

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