2005/12/22

DebianなSolaris

スラッシュドットlinux.com で知ったが、OpenSolaris というコミュニティがあるらしい。
そのコミュニティから今年無償となりオープンソース化の道を進む事になった
Solaris(OpenSolaris) をカーネルに使用した派生ディストリビューションが生まれている。

その派生ディストリビューションの中で、 Debian をベースにし、
Debian 系 Linux ディストリビューション Ubuntu のパッケージを
ふんだんに取り入れた Nexenta が大きな注目と議論を巻き起こしているらしい。

あまり良く知らないで書いているが、批判的な議論とは、
「開発済のパッケージを移植しただけで何も画期的なものを生んでない!」
「オープンソースコミュニティへの貢献にも何もなっていないではないか!」
「何の特色もない OS 作っただけで、単なる自己満足でしかなくない?」
といった意見だろうか? それとも、
「Debian としては借り物カーネルである Linux ではなく新設計の Hurd の整備が先だろ?」
という意見だろうか?

誤解を恐れず書くが、自分は UNIX 系に漂う思想(のような何か)は好きだが、
Linux しか認めないとか、BSD でなければダメとか、Only One Solaris という発想は無い。
むしろその「やっちまいました」「作っちゃいました」感がけっこう好きだ。
「Debian の優れた設計思想そして独特の強固なパッケージシステムに、
生まれて 20 年経とうとしている実績ある Solaris をくっつけちまいました」
みたいな発想、自分はワクワクしてしまうのだが。

UNIX 系の OS は有償無償含めて沢山ある。
その一つである Linux のディストリビューションにも、
Debian 系、Redhat 系、Slackware 系と大きな流れが複数ある。
自分には大きく3つあるように見える。(Gentoo も入れると4つかも)
使う側としても選択が増えるのは良い事なのでは?
と単純に思ってしまうのだが、どうなのだろう。。。

2 Comments:

Anonymous 匿名 said...

何でも有りなのは好き。
PCUNIXを使いたい時、なぜlinuxにしたのかといえば伝統にも縛られず良いものなら何でも採り入れるというスタイルが好きだったから。

でも、今あるもの同士をくっつけて新しい物を作るより、新しい考えで「作っちゃいました」ってのの方が好きですねぇ。。。
(かっこいいじゃん)

金曜日, 12月 23, 2005 10:46:00 午前  
Blogger kazufuruk said...

tam> tamでも、今あるもの同士をくっつけて新しい物を作るより、
tam> 新しい考えで「作っちゃいました」ってのの方が好きですねぇ。。。
tam> (かっこいいじゃん)

確かに。新しい発想で、新しい設計で、「よくぞ作ってくれた!」
という新しい価値を作るってカッコイイですよね。
出来る事なら、そういうものを使う側ばかりでなく生み出す側にいたいもんです。

金曜日, 12月 23, 2005 3:49:00 午後  

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