日本代表1位通過

仕事で見る事が出来なかったが2-1だったようだ。よかった。
これで気持ちに勢いをつけてドイツに乗り込んで行って欲しい。

世には中田不要論なるものがあるらしいがとんでもない話だ。
プレーに中村俊輔のような派手さが無いからなのだろうか。
中田の凄さはプレーそのものだけではない。
安定したフィジカル、ゲームを作る巧みさ、
常に周囲を見る事が出来るだけでなく、
さらにその状況から的確なパスを出すセンス、
その上チームの精神的支えとなるあのリーダーシップ。
彼の代わりを務められる人材が今いるか？

2002年ワールドカップでトルシエジャパンに密着し、
素晴らしい記録映画に仕上げた岩井俊二監督の作品、
『六月の勝利の歌を忘れない』を見ればそれを納得してもらえるはずだ。
中田の存在に疑問を持つ方は是非見て頂きたい。

と力強く書いたものの、私はドイツサッカーのファンだ。
あの無骨で体力任せのサッカーが大好きだ。
「よっこらドカーン！」と打つシュート。
「潰しゃ良いんだよ！」と言う声が聞こえて来そうなディフェンス。
「逝って来い大霊界！」と言わんばかりの大味な縦パス。
華麗という言葉とは全く無縁の存在。
最先端トータルフットボールと対を為すそのプレースタイルを私は
『フィジカルサッカー』
と呼んでいる。偏差値低そうだな。
体力バカっぽいな。体力取ったらただのバカ。
ファンタジスタ？旨いのか？喰った事ねぇよ。

でも名手クリンスマンが監督になってちょっと変わるかも。