2006/02/11

再考してみる

自動車保険の満期が今月中旬に迫った。
来週には更新なり新規なりで保険を継続しなければならない。
早いものだ。これで愛車との付き合いも3年目になるのか。
ネットの手続だけで全てを済ませられロードサービスも付いているので、
現在契約している保険会社を変えるつもりは無いのだが、
今回は色々な角度で保険内容を見直してみようと考えた。

だがこれがかなりの曲者。あれこれ考え始めるともうどうにもとまらない。
もしもの時のための保険なので形だけのものにする事は出来ない。
しかし不必要に保障を厚くする事は無駄であるし、
かと言ってスカスカの保障内容では心許ない。
とりあえず現在の保険内容からあれやこれやと付けたり外したりしてみた。
Web ページでそういった事が出来るのはありがたい。

やってみて一番に感じた事は車両保険がものすごく高いものであるという事実だ。
ためしに車両保険を抜いてみたところ、何と年間の保険料が半額以下になった。
10万円の保険料が5万円未満にまで落ちた。こいつは驚いた。

現在乗っているアテンザは新車で購入したので初回は迷わず車両保険にも入った。
そのおかげで深夜コンビニ前に停車していた愛車にチャリンコを投げ上げるという
ファンキーかつ胸糞の悪い悪戯をされた時にも懐を痛めずに済んだ。
車両保険が無ければ50万という額を身銭で出さなければならなかった。

しかしこのクルマももう3年目。来年には初めての車検が迫っている。
それはつまり減価償却による資産価値の低下が発生しているという事だ。
公的に見た場合、現在の愛車は資産価値としてどれくらいのものなのだろうか?
その額を鑑みた場合、果して上限215万の車両保険が必要なのだろうか?

だが、世間の決める資産価値と自分が持っている愛車に対する価値は明らかに違う。
このクルマで色々な処へ出かけた。クルマを操る楽しさを味わった。
高い社外パーツを装着し、より自分好みの方向へ振る楽しさも味わった。
心無い者に悪戯された時もあった。調子が悪くなった時もあった。
だがすっかり直って帰って来たクルマを走らせた時は嬉しくて思わず遠回りして帰ったものだ。
そう、思い入れというものがある。大事なパートナーの様なものだ。
そのパートナーが見るも無惨な姿になった時、車両保険は強い味方である事は間違いない。

付けるべきか外すべきか、それが問題だ。

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