8/25の肉体改造

本日の肉体改造

ステップ数： 2050
消費カロリー量： 289
BGM： We Live Here ／ Pat Metheny Group
備考：2kgダンベル併用

ここしばらく自宅から勤務地が遠い生活を送っている。
幸いにも電車は座れる事が多いので到着とともにグッタリとはならない。
そんな生活の中で「おれ痩せたかな」と感じる事が何度かあった。

人はガラ空きの電車に乗れば大概はじっこに座る。
始発電車などがそうだろう。自分もそうする。
ガラ空きのまま電車は発車し、次の停車駅で客が乗って来る。
だいたい先客のすぐ横には座らず間隔を空けるものだ。
この状況で、自分と、次の駅で乗って来た客Aとの間には
2人分くらい空いてるものと思って頂きたい。

電車は更に運行し、その次以降の停車駅でも当然客が乗って来る。
ある駅で乗って来た客Bはどこに座ろうかと周辺を見渡すだろう。
ガサッと空いている場所があれば迷わず座る所だが、
始発駅から電車もだいぶ進んでおり、着座する客もそれなりだ。
めぼしい所といえば自分と、客Aとの間くらいしか無い。

2人分の間隔。。。微妙な距離感だ。
分別をわきまえた立派な大人として真ん中に座るわけにはいかない。
しかも最近の座席はご丁寧に日本人サイズで1人分窪んでいたりする。
その真ん中に座れば、人類なら誰もが感じる収まりの悪さを覚える事だろう。
アメリカンサイズの自分にはこいつが大いに迷惑だという話は
話題が変わってしまうので後日とするが。
この状況で客Bは、自分か客Aか、
どちら側に寄って座るかの二択を迫られる事になる。

そういうシチュエーションの中、この客Bが若い女性だった場合、
以前の自分なら必ずと言って良い程客Aサイドをチョイスしていた。
正確な理由は聞いた事が無いのでわからないが、
(聞いたとしたらかなり怪しい奴と思うだろう。否定はしないが)
多分私の風貌、体型に起因している事は間違いない。
暑苦しいのか？それともキショいのか？。。。

ところが最近の彼女(客B 不特定 何故か彼女呼ばわり)はどうだ？
迷う事無く自分サイドをチョイスする。ほぼ確実に。
そこで自分は感じる。「あぁ、おれ痩せた(人間になった)かな」

今日の彼女(あえて書くが不特定)などはどうしたと言うのだ。
乗車して2駅目あたりからうつらうつらとなり、
ついにはその小さな顔を私の左肩に乗せ、スヤスヤと眠ってしまった。
。。。まるで全てを許したかのように。(不特定)

「ありがとう、こんな気持を。」
心の中で私はそうつぶやく。
「よければいくらでも使って下さい。ボクの三角筋。」

「きつすぎる冷房から身を守るべく暖を取ろうとしていたから」
という理由も考えたがリアルにあり得そうなので思いつかなかった事とする。