2007/11/07

ドライバートレーニング

初夏の日差しが眩しい日にクルマを買い替えた。
あんなに気に入っていた以前のクルマ、
まさか2年も乗らずに買い替えるとは思わなかった。
だが、どうしてもマニュアルミッションに乗りたくて無理して買った。

世界中のメーカーが手本とする洗練されたスポーツセダンから、
火を吹かんばかりにホットなスポーツハッチへ。
乗り換えたクルマの名は BMW 130i という。

セグメント唯一の FR 駆動。
剛性のカタマリのような頑丈なボディ。
完全バランスの直列6気筒。
ポルシェボクスターにも肉薄する動力性能。。。
と、謳い文句を挙げればきりがないが、とにかく楽しい。
どこがどう楽しいのか、詳しい事は次の機会に譲るが、
開発者に「大人のオモチャ」と言わしめるほど楽しいクルマなのだ。

だが、いかんせん速い。何にせよ速い。とにかく速い。速すぎる。
憧れて、恋焦がれて、夢にまで見て買ってはみたものの、
このクルマの旨みを出し切れる程のウデが無いのだ。
このクルマの楽しみを味わい尽くせるだけのウデが無いのだ。

なので BMW 主催のドライバートレーニングを受ける事にした。

「恐い思いをする挙動をあえて体験しろ!」
「頭で考え体で感じろ!」
「タイヤが鳴く直前までスピード出せ!」
「おまえがなぜ出来なかったのか課題を見つけて帰れ!」

。。。めさめさ攻めの姿勢満々ぢゃねーか。
初心者歓迎のコンパクトスポーツというコースだったのに。
「みんなでサーキット走行を体験してみようぅ!」とかだと思ってたのに。
オーナーの集うお楽しみイベント程度だと思ってたのに。
さすが駆け抜ける歓びの BMW だ。走りを忘れぬ BMW だ。

オレが甘かった。オレが悪かった。オレはヘタだった。。。ヘコんだ。orz

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