2007/10/14

再起動

長らくこの blog への投稿作業から離れていたが、
というよりも自宅からネットアクセスする事をほとんどしていなかったのだが、
ようやく仕事が落ち着いてきたのでそろそろ再起動してみようと思う。

直前の投稿からたどって読み返してみると、
なんだか追い込まれていたのだなと我ながら思う。
今となっては良い苦労だったと思えるのだが、
当時は逃げ出したくて仕方が無かった。

入社当時「この会社でお前しか出来ないものを築け」と言われていたが、
自分しか出来ないものあると実はものすごく大変だ。
それがどれだけ重要かは自分にしか分からないし、
それがどれだけ大変かも自分にしか分からない。
それをどうやって実装するかは自分しか考えられないし、
それをどうやって運用するかも自分しか考えられない。
まわりはこちらの事情を一切知らない(ってか知ろうともしない)。
だからこちらを立てるためあちらの事情も自分が考えなければならない。
社外への提案はおろか社内の説得も自分がやらなければならない。

だから全て逆に考える事にした。

こちらはスゲー重要なんでそちらを作り直してねとか。
こちらはスゲー大変なんでスケジュール調整してねとか。
こちらの実装は好きにやらせてもらうんでそちらはこちらに合わせてねとか。
運用はこちらの事情中心に考えますけどすべてやるんで文句言わないでねとか。
そうすると段々と主導権がこちらに移って来た。
こちらとしても歩み寄らないつもりは無かったが、
段々と「こちらはこうですから」という台詞が紋所みたいになってきて、
そのうちこちらに従うようになっていった。楽になった。

しかしこれはあまり良い形とは言えない。とは言え何が良い形かはわからない。
これから何が良い形かを自分なりに模索して行くつもりでいる。
まずはこちらの事情をもう少し深くそちらに知ってもらう事から始めよう。


以下独り言。

肉体改造なるものはどこへ行ってしまったのか。いまやすっかりリバウンド。

システムエンジニアの仕事は文書を作る事だという事をつくづく思い知った。

今回のお客さんは非常に厳しかったが、本当に勉強になった。有難い人達だ。

Ruby on Rails を知る前にウェブシステムを知るべきだ。CGI から勉強せぇ。

あんなに気に入っていた 320i を一年足らずで手放して 130i を貧乏買いした。やはり MT は面白い。

昔から行ってみたかった恐山についに行ってきた。想像を超えた世界が広がっていた。

自分の運転はヘタな方ではないと思っていたが実はヘタだった。良かったのは急制動だけだ。