2015/12/28

Tube Meister 18 サウンドセッティング等についてつらつらと

Tube Meister 18 を購入して1年が経った。
この1年ほぼ毎週末スタジオに持ち込んでは5時間近くぶっ続けで通電使用し、
気が向けば自宅で内蔵アッテネーターを 1w に設定して使用していた。
1年使い倒してみて、このアンプの勘所も大体掴んだ様に思う。

音の好みや感じ方は人それぞれで感覚的なものであり、
ましてや音作りなどはセオリーなど在って無いようなもの。
そういうものだという認識で捉えてもらうことを想定し、
サウンドセッティングを中心としたこのアンプの勘所について、
私見ではあるが思うことをつらつら書いてみる。
所有者の贔屓目も過分に入っていると思われるので悪しからず。

■1.全体の印象
本体が小さい。こんなもん?と思うほど小さい。このサイズ感がたまらなくイイ!
パワー管がEL84であることも影響するのか、カラリンという乾いた音ではない。
基本的にウェットなブリティッシュ・ヨーロピアンディストーションサウンドのアンプ。
AC30 や Orange に傾向は近いが、もっとモダンなサウンドに仕上がっていると思える。
そして音に独特な粘りと艷やかさがある。そこがとても気に入っている。
サウンドバリエーションが豊富な方ではないが、
アンプの構成がシンプルかつ基本をしっかり押さえたサウンドなので、
「ビシっと一発セッティングを出してもう変えない」
という自分のアンプの使い方に合っていてよい。
リードchのブーストONとOFFで音量差が激しいという意見があるが、
リードとリズムバッキングはこれくらいの音量差がちょうどいいんではないか。
と考えると、かなりライブ向きなアンプであると言える。


■2.サウンドセッティング
基本リードchを使用することが多い。
ブースト無しで使えない音かというとそんなことはないが、
ブーストをかけた際の深みのある太いディストーションサウンドが気に入っている。
以下はリードch+ブーストのセッティングについて記載する。

・トーンコントロール
このアンプのトーンコントロールの勘所は概ね以下と捉えている。

Treble:音の抜けと鋭さ
Middle:音の明るさと食いつきと圧
Bass:音の太さと重さ

セッティングはトーンおよびゲインを全部12時に合わせてからスタートするが、
その時点の音は概ねダークな印象なので明るさを増すためにMiddleを上げる。
明るさと圧(音が前に出てくる感じ)が上がっていくので適当なところで止める。
そうすると音に重さが欲しくなるのでBassを上げていく。
重さと太さのバランスでBassの位置を決め、Trebleで音のヌケ具合を決める。
フロントピックアップのリードサウンドが抜けるところでTrebleの位置を決め、
あとは音の食いつき感や鋭さなどを鑑みてそれぞれ微調整をする程度でほぼ終了。

で、下げ上げすることで一番 音色に違いが出るのは Treble だと思う。
上げ過ぎるとチャリチャリペラペラな音になってしまうし、
下げ過ぎるとモコっとした音でキレが悪くなる。
他のトーンの効き具合も変わってくるように思える。
なのでMiddleやBassを先に決めてしまい、
Trebleの位置は音全体を踏まえながら決めていくことになる。
セッティングはどの楽器でも大体以下に落ち着くようになった。

Treble:11~1時
Middle:3時
Bass:5時(ほぼフルアップ)

・ゲイン
指向する音楽やピックアップのゲインにもよるが、
ディストーションペダルは不要と思えるほどアンプが歪んでくれる。
ペダルは通さずに音が作れるならそれに越したことはないのでありがたい。
なので演奏する曲に応じてゲインのセッティングは変わるだろうが、
概ね11時~3時の間のどこかに落ち着く。
購入して今まで3時以上の位置まで上げることは無かった。
とは言えそれ以上の位置にしても音が潰れていくだけで歪が増すという感覚は無い。
ピックアップがシングルコイルの場合上げ気味、
ハムバッカーの場合下げ気味になる傾向にある。

この設定をリードch+ブーストで出し、リズムバッキングはブーストOFF、
クリーンは別チャンネルに切替することで出している。
尚、クリーンchはゲインとボリュームが別のため、
それぞれサウンド傾向に合わせて後からセッティングする。
ゲインを上げ気味にすると太い音が得られるため、
許される限りゲインは上げる方向でセッティングする。


■3.使い勝手
・コントロール
Treble Middle Bass Gain Master 以外ナシ!というシンプルな構成がとてもイイ。
その上で事実上3chアンプ的な使い方が出来るのがありがたい。
chごとに細かくセッティングしてスイッチでパチパチ切り替えたいとかはムリだが、
あるchで決めたトーンセッティングで別chに切り替えた場合でも、
まぁいいんじゃないというレベルで受け入れられる音だったりする。

・サイズ
このサイズだから持ち歩こうという気になる。
公共交通機関での移動でも持っていくか?と問われればNOだが、
行った先に使えるアンプが確実に無く、でもスピーカーキャビネットは確実にある、
と分かっていれば確実に持っていく。このアンプがあればエフェクト要らないし。

・チューブセーフティコントロール(TSC)
早い話が自動バイアス調整機構なのだが、
これがあるおかげで真空管を自分で換えようという気になった。
そうでなければ楽器屋に持ち込んで対応してもらっていただろう。
ただし真空管交換作業は専門家が行うべきもので、
自分で交換する場合は諸々の結果を自己責任で対処する必要がある。

・アッテネーター
1W 5W 18W と出力を切り替えられる仕組みがあり、これがありがたい。
1W でマスターボリュームを絞り気味にしてやれば自宅でも使用出来る。
パワーアンプのサチュレーションが欲しい場合は 5W にしてマスターをフルアップ。
18W での音量の少なさを危惧する話をネットで見かけるが、自分は何の心配もない。
0W でライン出力できる仕掛けもあるのだが使ったことがない。宅録とかしないんで。

・センドリターン
同じクラスのアンプでもセンドリターンが無いものもあるようなので地味にありがたい。
どうしてもアンプで歪を得たいためディレイやら空間系エフェクトはセンドリターンが必須。
T.C.ElectronicのRPT-1(コンパクトなのに入力レベルが切り替えられる!)を通している。


■4.真空管
・交換すべきか
絶対いいものに換えるべき。音が激変する。
真空管換えただけで音が変わるのかと疑っていた自分がアホに思える。
自分はプリもパワーも同時に換えたが、
こんなに違うのかと思うほど音がいい方向に変わった。
純正で搭載されている真空管はチャイナ管と呼ばれる安いもので、
特にディストーションさせた時の音にムラがあり篭ったような音色だった。
このアンプには自動バイアス調整機構が付いており、
面倒なバイアス調整が不要のため、
真空管交換はタマの差し替えだけで済む。やらない手はない。
(ただしアンプが壊れたり自分が感電したりといった結果には自己責任)
自分はプリ管を Svetlana の 12AX7 パワー管を JJ Electronic に交換。

・ヘタるとどうなるか
自宅で2時間程度週末5時間程度週2~3回という自分のような使い方をすると、
プリ管のヘタりなのかパワー管のヘタりなのかは分からないが、
恐らく真空管は1年くらいでヘタりはじめ、以下の症状が目立つようになる。

音の芯がぼやける
線が細いチリチリとしたディストーションになる
出音のスピードが遅くなり弦に対する反応が鈍くなる
音が弾んだようにならず滲んでゆくような印象を受ける
音の表現力が落ち情報量が少なくなる

人によっては真空管の寿命は何千時間もあるから換える必要は無いと言うが、
機械としては正しく稼働しているのだろうが楽器としては果たしてどうだろうか。
人によってはヘタりきった真空管の音が好きだと言うが、
自分はあまりいい状態とは思えず、このサウンドで弾き続けたくはない。
現在これらの症状を確認しているので、
とりあえずプリ管の左右を入替えて騙し騙し使っている。
(リードchばかり使っているのでクリーンch用プリ管はまだヘタってないという読み)


■5.Tube Meister 36 が欲しいか
Tube Meister 18 との違いは

リバーブが付いている
3ch独立のゲインマスターが付いている
クリーンとクランチリードでEQセッティングが分かれている
使用している真空管の数がほぼ倍
横方向に大きい

といったところ。
また、ワット数が上がることで音量やトーンコントロールの幅にも余裕がありそうだ。
弾いてみたいかと言われればアンプ好きとしては当然弾いてみたいが、
欲しいかと言われると、要らないかなぁと。
横方向に大きいというネガはデカイし、
使い倒すと 18 で不満が無くなるのだ。
(使ってみれば 36 なりの良さがあるだろうとは十分予測できる)

このクラスのオールチューブアンプは他にも魅力ある製品が多いが、
もうしばらくこのアンプと付き合ってみようと思う。

2014/10/12

Tube Meister 18 移行計画

2年以上使用していた ZT の Lunchbox に別れを告げ、
Hughes & Kettner の Tube Meister 18 にアンプを切り替える事にした。
主な理由はアンプをクリーンセッティングにして足元で音を作る、
その方針が引き起こす煩わしさに耐えられなくなってきたためだ。
どうしても足元のエフェクターが増えてしまい、
それに引っ張られて色々なトラブルを抱えるリスクも増加する事を痛感した。
ワイヤレスをやめてシールドに戻そうと決意した時、
同時に全てをシンプルな仕様とすると心に誓った。

ちなみにアンプとしての ZT には何の不満もない。
むしろクリーンサウンドメインで行く場合は積極的に使いたいと思っている。

◆概要
Hughes & Kettner Tube Meister 18 アンプを購入。
Tube Meister 18 を中核としたサウンドシステムに移行した場合、
どのエフェクターを活かしどう繋ぐかを検討・設計・実践する。

◆移行前の方針
・アンプはクリーンセッティング固定とし音は足元のエフェクターで作り込むこと
・エフェクターが多いため全部をシリーズ接続とはせず2系統に分けること
(2系統のループを用意しループスイッチャーでラインを切り替えること)

◆移行後の方針
・シンプルであること
・音の主役はアンプであり音はアンプの設定で作り込むこと
・エフェクターはあくまで補助であり極力少なくすること

◆外したもの
T.C.Electronic SCF Chorus+(チューブアンプだと音が濁ってスムーズさがスポイルされる)
Zoom G1 Multi Effector(便利だけどクリーン&ユーティリティ用でこのサイズは大きすぎ)
CAJ X.Select Loop Switcher(マルチが抜けたので自然と不要になった)
Blackstar HT-Dual 2ch Distortion(歪をアンプに求めた結果不要となった)
ZT Lunchbox Amp(当然ながら不要となった)

◆加えたもの
Hughes & Kettner Tube Meister 18 Amp(要はこのアンプの歪音を使いたかった)
RE-J Modified BD-2/Super Overdrive(歪の ch でゲインが足りない時の保険)

◆続投もの
Fryette Valvulator-I Tube Buffer Amp(要らないかもしれないが通すと音がエロくなるので続投)
EX-Pro 32V Clean Booster(踏めば出音がエロくなるのでどうしても捨てられません)
Ernie Ball #6185 Wah Pedal(出音は平凡ですがこんなに使いやすいワウはありません)
T.C.Electronic RPT-1 Delay(ディレイは下手くそを隠してくれるのでどうしても外せません)

◆割り切り(妥協?)
1. Zoom G1 Multi Effector
80年代の洗礼を受けた自分にとって、
コンプ+コーラス+リバーブを駆使したキラキラクリーントーンは必須と思っていた。
そこで Zoom のマルチを加え、スイッチャーで切替て使用していたが、
2009年から今までほとんどの楽曲で使用しておらず今後も使用する事は稀だと思われる。
チューナーやアコースティックシミュレーターといったユーティリティ機能は捨てがたいが、
そのためだけにスイッチャーと本体という2つの機器が足元を専有するコストに見合わない。
よってスイッチャーも含めシステムから外すことにした。

2.CAJ X.Select Loop Switcher
クリーンとダーティの切替は今後フットスイッチの仕事となり、
マルチを抜いた途端行き場を失った。他に使い道がないので外すことにした。

3.T.C.Electronic SVF Chorus+
ものすごく気に入っていてものすごく高かったコーラスペダル。
スイッチ切替でフランジャーにもなる。
揺らぎのゆるい設定で歪み音に微かにブレンドすることで音に厚みが出るのだが、
チューブアンプだと音が濁ってスムーズさがスポイルされる事に気づく。
トランジスタアンプだとそこまではいかないが傾向はあった。
であるなら方針に従い抜くべきと考えシステムから外すことにした。

さて、どんなサウンドになることやら。楽しみだ。ものすごく楽しみだ。

2012/09/23

ZT LunchBox について思うことをつらつらと

現在使用しているギターアンプは ZT LunchBox という。
その小ささからは想像出来ない程の音量と音質、
その小ささ故の使い勝手の良さなどで、
以前から注目していた代物である。

その人にとってのギターアンプの良し悪しは、
「音」と「使い勝手」のバランスで決まるもので、
「音」の良さはまさにその人の好き嫌いの好みで決まるし、
「使い勝手」はその人のアンプの使い方で変わってくるし、
音と使い勝手どちらを優先させるかもその人の事情で変わってくる。
なので、自分にとって「いいアンプ」が、
必ずしも他の人にとってもいいアンプとは限らない。

そういうものだという感覚で捉えてもらうことを想定し、
私見ではあるが「音」と「使い勝手」の観点から、
このアンプについて思うことをつらつら書いてみる。
所有者の贔屓目も過分に入っていると思われるので悪しからず。


【音:全体の印象について】
芯の詰まったソリッドな音だというのが一番の印象。
それでいて硬質な感じ。パキッとした音だと感じる。
決して太い音ではないがソリッドさを感じるので気にならない。
むしろ自分の音作りは太くなる傾向があるので丁度いい。
音がバンと前に出てくる。それが音圧感という奴かな?
カーンという艶やかな中高域がとても気持ちが良い。
滑らかさも感じるのでいつまでも弾いていたくなる。
ジャズコーラスと似ているという話だが、
確かに音の出方は似ている。だがこちらはもっと硬い音だと思う。
どうにもならない程カチカチというわけではなく、
「使える硬さ」「気持ちの良い硬さ」の範囲を超えることはない。
良い意味で味付けがされていない。しかも反応も鋭く、
素直にギターの音をスパンと出してくると感じる。
弦の振動とか指の動きがそのまんま音に出るイメージ。
これがニュアンスを拾うとかイナタイという事だと思う。

【音:チューブアンプとの比較】
一部ネットの記事などでは「チューブアンプのような音」とあったりするが、
チューブアンプはもっと音が「緩い」というか、ボールがはずむ感じというか、
音に滑らかさがあると思う。そういう印象はこのアンプにあまり持てない。
ボンとはずむというよりパチンとはじける感じという方が感覚的に近い。
チューブアンプを散々弾き倒してきた人なら共通部分がわかるのかもしれしないが、
正直な話、自分にはわからなかった。 音の濃密さや立体感はある方だと思うが、
Fender Twin のクリーンが持つ濃密さや立体感を求めると多分ガッカリする。
ただし、このアンプに滑らかさが全く無いという訳ではない。
あくまでもチューブアンプと比べての話。艷やかで滑らかさも感じる。

【音:低音の薄さについて】
低音がスカスカだというのがネットの記事でよく言われているが、
6.5インチという本体備え付けスピーカーのサイズを考えれば出ている方だと思う。
ただ、スタジオにある Fender Twin や JC-120 と比べてしまうと、
低音の迫力はどうしても負けてしまうのは否めない。
また、床に置かないと低音が出ないという記事もあるがそれは正しくない。
出てないわけではなく、ちゃんと低音は出ているが、
音源が耳に近くなるため高音をより感じるようになっているだけのはず。
大きなスピーカーであればしっかり低音が出ている事を感じる。
マーシャルのキャビネットに繋げば豊かな低音が楽しめる。
特にメサ・ブギーのレクチファイアー用キャビネットにつないだ音は最高だった。
スタジオではキャビネットにつないで使う前提で、
自前のスピーカーケーブルも持ち歩くようになってしまった。
正直本体備え付けスピーカーのみで勝負しようとは思えない。
でもそれでいいじゃないかと思っている。補助スピーカー付きアンプヘッドで。

【音:ディストーションサウンドについて】
アンプ単体でも薄いディストーションは出せるのだがあまり好きではない。
線が細く、せっかくの艶やかな音が濁ってしまうように感じる。
好みもあるが、自分はガッツリと歪ませる方が好きなのでエフェクターに頼る。
元々アンプの歪よりもエフェクターの歪で音を作るつもりでいたので問題ない。
先にも書いたが、備え付けスピーカーはサイズのせいもありガッツリ歪ませるには難あり。
伸びのあるディストーションサウンドを得たいなら素直に12インチ4発を外付けしたい。

【使い勝手:音量について】
音量は十分にある。というよりこのサイズでは脅威の音量だと思う。
狭いスタジオなら単体でもドラムに負けない音量を稼げると感じる。
使い勝手の話にも通じるが、その上で自宅で使える音量にも出来る。
なので音量の振れ幅は非常に広いと言い切れる。
自宅使用の音量に難有りというネット記事も見たが、
それはおそらくエフェクトを併用した音作りをする際、
実使用時の音と差があまり出ないレベルの音量を得ようとしたのではないか。
自宅でそのレベルまで音量上げるのは確かに厳しいと思う。

【使い勝手:音作りについて】
トーンを調節するつまみが1コしか無い。
少なくて良いと思うか、細かな調節が効かないと嘆くかは人それぞれだが、
自分は音作りのベースとなるクリーンがしっかり出ればよかったので丁度いい。
ただ、トーンを絞っていくと当然ながら音が全体的に篭ったようになり途端に抜けが悪くなる。
だからアンプ側の高域を絞るというアプローチはオイシイ音域を潰してしまう事になるので間違いだ。
アンプはしっかり高域まで鳴らしてエフェクタ側で低域を必要な分だけ足してやる方が良さげだ。
さらに、ゲインの設定がトーンにも影響してくる性質があるようだ(どのアンプもそうか)。
トーンの設定はかなりシビアで、少し変えただけでガラっと音質が変わる。
トーンをいじる時は気をつけるべき。

【使い勝手:持ち運びについて】
サイズ的には何の問題も感じないほど小さい。ただ、重さはそれなりにあると感じる。
普段移動はクルマを使っている。それほど荷室が大きくないクルマなのでこのサイズは助かる。
もし演奏場所までクルマでなく公共の乗り物を使うなら持ち運びたくはない。
ただ、行った先に使えるアンプが無いことが確実に分かっていたとしたら持っていく。


総じて、このアンプは自分にとって音と使い勝手のバランスがよく、
これ以上の素晴らしいアンプは現時点で恐らく無いと思われる。
あくまでも「自分にとって」ではあるが。

2012/03/05

事象の地平線

学生を卒業するまで親と同居していた自分は、
就職と同時に独身寮に入ることとなった。
起床能力の著しい欠如は十分に自覚していた。

会社員となれば遅刻など許されるはずもなく、
一人暮らしを始めると同時に目覚まし時計を購入した。
いかなる状況でも起きられるよう大音量を奏でるものを。
いかなる攻撃にも耐えうるヘビーデューティーなものを。

購入した際に付属していた電池はマンガン電池。
徐々に電力が無くなっていくマンガン電池による時刻の狂いを嫌い、
購入と同時に単2アルカリ電池を2本セット。
たかが目覚まし時計に単2電池を2本。
その事実がこの時計の質実剛健さを物語るというものだ。

あれから5年10年と時は過ぎゆくが、
この時計は一向に時を刻むことを止めない。
この時計が動き始めてからいったい何年経つというのだろう。
そのうちピタリと止まって寝過ごしてしまうのではないか。
その恐怖に打ち克つことが出来なくなった自分は、
この時計を目覚まし時計として使うことを止めた。


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ブラックホール近傍の空間はあまりに強いその重力のために大きく歪められ、
あまり近付きすぎると光でさえも脱出できなくなってしまう。
その黒い球体のように見えるブラックホール表面を事象の地平線という。
重力が強いということは一般相対性理論より時間の進みが遅いということになり、
事象の地平線上では、時間は完全にストップする。
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今日、この目覚まし時計が、時を刻む事を止めた。
部屋の片隅で、静かに、事象の地平線に到達した。

2010/08/05

2010/08/04のダメ人間模様

「前世を知って驚愕する(真偽の程は不明)」


あと二ヶ月もすれば名古屋に一年いる事になる。
プロジェクトの進捗は順調に遅れており、
自分に任された仕事といえばプロジェクトマネージャの雑用の雑用。

「おまえそんなんで良く今まで生きてこれたな」
と思わずにいられない程事務処理能力の無い上役の下で、
得意分野の力を発揮する事なく、
誰でも出来る様な仕事を延々とこなす日々は、
30代半ばのキャリアとして考えると正直辛い。
これが自分のリアルな実力なのかもしれんと思うと死にたくなる。

。。。なーんて事は微塵も感じず、
早く吹っ飛んでしまえと心の奥底で思いながら、
のほほんと毎日をやり過ごす日々が続いてる。
それを「良し」としている自分が一番イタイ事も自覚しながら。

にしても、周りの方はどうもそんな自分に同情してくれている様だ。
汚れ役を粛々とこなしてくれていると思っているらしく、
とても良くしてくれるのだ。名古屋は東京に比べ人が温かい。
そんな流れで最近はよく夜中まで呑み屋にいるようになった。

名古屋のメンバーは酒の呑めない自分を良く誘ってくれる。
「酒が呑めないのに最後まで付き合うおまえはアホ」とか言いながら、
普通の呑み屋、髪の毛大盛まつげピーンの呑み屋、国境を越えた呑み屋、
はたまた真っ暗闇の中に男物のシャツを着たおねぃさんのいる、
呑みが目的でない呑み屋まで。しかもほぼ先輩のオゴリで。
東京にいた頃は考えられない事である。
(さすがに3件目以降は自腹になるが。)

そんな中、人の前世を見る事が出来る人物に遭遇する。



AM:「。。。海がこわいよね。」
オレ:「あ、はい。。。ちょっと、、、こわいです。」
AM:「湖とか川とかはそうでもないでしょ。」
オレ:「どっちかというと、海ほど恐怖は感じないですね。」
AM:「。。。入水して亡くなってるの。海に。人身御供で。」
オレ:「。。。マジすか?」
AM:「うんマジ。だから海への恐怖はその時の記憶。」
オレ:「へぇ。。。人身御供て、オレ何者だったんです?」
AM:「密教の尼さん。」
オレ:「。。。マジすか?」
AM:「うんマジ。だからお線香の匂いとか好きでしょ。仏像見たりとか。」
オレ:「。。。マジすね。」
AM:「龍神様を鎮めるために人々の犠牲になったんだよ。」
オレ:「。。。マジすか?」
AM:「うんマジ。だから誰かを助けるために命を投げ出すとかちょっと憧れるでしょ。」
オレ:「。。。マジすね。」
AM:「それと、あんた前世オンナだったって事だよ。」
オレ:「。。。マジすか?」
AM:「うんマジ。たまにオンナっぽい考え方したりする自覚あるでしょ。」
オレ:「。。。マジすね。いやいやいや、うーん?」


「うーん」とか言っておきながら、若干あたっている部分もあるのだ。
おかまちゃんとかそっちの話でなく、ましてやゲイの話でもなく、
「男なら普通こう考えるよな、でもオレ違うな。。。」的な所が無くはないのだ。

その後東京でよく遊んでいた友人の容姿まで言い当て、
その前世の死様までその人は言ってのけたのだ。
真偽の程は不明だが、それを聞いて信憑性は上がった事は事実だ。
気がつけば友人も自分も前世はろくな死に方をしていない。

名古屋でいろんな経験をしました。
もうそろそろ帰らせて下さいませんか?
明日、いい天気になりますように。

2010/01/14

2010/01/14のダメ人間備忘録



「Toolkit for Oracle ビルド&インストール備忘録」

なんやかんやで昨年の晩秋から名古屋で仕事をしている。
その異常っぷりは想像を遥かに凌駕するもので、
到着初日からいきなりフルスロットルで働かされたかと思えば、
半月も経たぬ内にメンバーの一人が過労で倒れ救急車で運ばれた。
それが無ければあの状態が今まで続いていたのだろうか。

そんな悲惨な状況にある案件が長続きするはずもなく、
まもなく破綻という名の終焉を迎えつつある様だ。
意地でも破綻させまじと会社が粘ろうとするなら、
名古屋への転勤を視野に入れる必要が出て来るだろうか。
そしてもっと恐ろしい悲劇に身を投じる事になるだろう。

年明けから数ヵ月は開発行為をストップさせ、
ノー残業で再整理という名の残務処理を行っている。
その合間を縫うようにマシン環境の整備を行ってみた。

気になっていた Google Chrome for Linux を入れてみたり。
VMWare Player を 3 にアップグレードしてみたり。
そこで PentiumM が PAE をサポートしていない事実に驚愕したり。
それを知ったのが旧バージョンを削除された後だったり。
なかなかファンキーな体験をさせてもらった。
ファンキーついでに昨年インストールした Oracle XE を徹底活用すべく、
Toolkit for Oracle(通称TOra)の導入を試みる。

現行の安定版である Debian lenny には TOra の公式パッケージがあり、
簡単に導入は出来るのだがバージョンが最新ではない。
しかもコネクションダイアログに Oracle 接続用の設定が出て来ない。
いろいろ設定をいじってみたが、やはり接続できそうな状況にならない。
for Oracle なんだから Oracle に接続出来なければ無意味だ。

当初は ODBC 経由で接続するのかと思い unixodbc パッケージを導入してみたが、
どうもそんな姑息なやり方ではない気がする。っつか以下のエラーで接続が出来ない。
設定の段階で失敗しているのか。それとも unixodbc のバグなのか。

isql: symbol lookup error: libsqora.so.11.1: undefined symbol: SQLGetPrivateProfileStringW

何で出て来ないんだろうとググッてみたところ、珍しく日本語の情報がひっかかった。
なんと先輩でしたか。まともに動いている。刺激を受ける。

Debian の文法に従うならパッケージによる導入が正しいのだろうが、
Debian Expert の先輩すら文法を曲げてソースからビルドしているところを見ると、
Oracle ライブラリを include しなければ使えないというオチである事が予想された。
久しぶりのドはまりロードに突入してみるか。

ソースをダウンロードしてとりあえず configure スクリプトを投げてみたが、
何と C++ のコンパイラ g++ が入ってないと怒られてしまった。まさか。
調べてみたら確かに入っていない様なのでインストール。。。失敗。

g++ コンパイラがインストールされない。
build-essential もインストールされない。
パッケージファイルをダウンロードし手動でインストールするも失敗。
どうもシステムの以下の依存パッケージのバージョンが合わないらしい。

gcc-4.3-base(4.3.3-3)
gcc-4.3(4.3.3-3)

しかも以下のパッケージが入っていないのでダメらしい。

libstdc++6-4.3-dev

インストールする g++ パッケージファイルの依存バージョンは 4.3.2-1.1 だが、
システムのバージョン 4.3.3-3 と完全に一致しないとダメなようでコケる。
つまりインストールしようとしている g++ の依存バージョンが旧い。
メンテナ何やってんねんつー話だ。

どうも Debian lenny では g++ をすんなりインストールする事は出来なさそうなので、
テスト版である Debian squeeze へのアップグレードに踏み切った。
そこは強力なパッケージマネジメントシステムを持つ Debian である。
アップグレードは何の問題もなくコンプリートし、g++ の導入もすんなりと終った。

再度 configure スクリプトを投げる前に help 情報からオプションを調べてみる。
あ。。。なんかちゃんと Oracle 関連のオプションがあるでわないか。
しかも導入済の Oracle Instant Client 用のオプションが。良く見ろ<オレ

$ ./configure \
--prefix=/home/hoge/tool/tora \
--exec-prefix=/home/hoge/tool \
--with-instant-client=/oracle/instantclient \
--with-oci-version=11G \

そもそも Oracle とつなげる方法は unixcodbc 経由だと勘違いしていた事もあり、
configure スクリプトがなかなか正常終了せずにいた。
--with-instant-client オプションになかなか気がつかない自分もアホだ。
ようやくオプションの存在に気づいて Oracle 関連のエラーは回避できた。

それにしてもなかなか進まない。
QScintillaなるもののヘッダがねーとか、Qt4関連のヘッダがねーとか、うぜー。
aptitude で search してみるとライブラリ本体は入っているがヘッダだけ無さげ。
コンパイルするにはヘッダが必要なのは当然だ。そこらへんをまとめて突っ込む。

# aptitude install libqscintilla-dev libqscintilla2-dev libqt4-dev

ここでようやく configure スクリプトが正常に終了した。
出来たてホヤホヤの TOra をおそるおそる起動すると、
見事 Oracle 接続用の設定を呼び出せるようになっており、
導通、SQL クエリ実行の確認まで行う事が出来た。長かった。。。



ここいらの設定や squeeze へのアップデートをやってみて知ったのだが、
apt-get コマンドは最近の Debian では非推奨らしい。
以降は aptitude でやってねつー事の様だ。以後気をつける事にする。

「これで PL/SQL のデバッグも出来るぜ!」と心の中で奇声を上げたと同時に、
実は TOra の使い方が良く分かっていない自分にも気づいたのであった。

「手段のためなら目的を選ばない、どうしようも無い人間も世の中にはいるのだよ。」


追伸:
ここしばらくいろんな事が起こりすぎた。
いろんな事がありすぎて、もうおなか一杯って感じだ。

あまりにも理不尽な仕打ちをあまりにも突然喰らわせた全くの他人を呪った。
尊敬していた先輩との突然の別れを突き付けた全くの赤の他人を呪った。
くだらない押しつけを人目も憚らず平然と繰り出すくだらない人間共を呪った。
そして、そんな境遇を受け入れられない自分の弱さを呪った。

だが、以下の言葉がそんな自分の良い戒めとなった。

「人を呪わば穴二つ」

意味が無い。自分を犠牲にする必要なんて無かろう?
無駄なだけ。そんな事に時間を使うだけ無駄なだけだ。
勿体無いよ。もっと自分に時間を使ってやらなくちゃ。

2009/10/03

2009/10/03のダメ人間備忘録

「Oracle 10g XE for Linux のインストール」

今日も明日もどうしても早起きしなければならない事情がある。
それも早起きどころの騒ぎではない時間に起きなければならない。
このまま寝てしまったら多分起きられない。
最近疲れているのか、寝つきが悪い。起きる事が辛い。ついでに人生も。

なので今日は寝ない事にした。典型的なダメ人間の選択だ。
寝ないためには、何か閑を潰すネタがどうしても欲しい。
最近導入された地上デジタル放送などうっかり見ていたら、
それこそいつの間にか睡魔に負け駄眠を貪り続けてしまう事もあり得る。

そんな有閑倶楽部な自分にヤケクソ気味に押しつけた課題が、
商用データベースサーバの雄が遂に出した無料のデータベース、
「Oracle 10g Express Edition」のインストールだ。。。と思いきや、
あまりにもあっさりインストール出来てしまった。忘れないうちに備忘録。

先日の「肉の会」で先輩方に「まだあの ThinkPad 使ってんの?」
と言われてしまった X40 のさらに以前に使用していた X21 は、
何と今だ自宅で現役なのである。この投稿もその X21 で書いている。
しかし、メインメモリが 386MB しかないこの非力なるマシンに、
無料とは言え商用に耐える堅牢性を誇る Oracle なんか突っ込んで大丈夫か?

なんやかんや言う前にとりあえずやってみようか。
インストールするブツは Debian パッケージ形式で用意されており、
そいつは事前にダウンロード。Server と Client あり。

oracle-xe-universal_10.2.0.1-1.0_i386.deb
oracle-xe-client_10.2.0.1-1.0_i386.deb

またインストール前に libaio がインストールされている必要がある。

# apt-get install libaio1

インストール用件として swap 領域が 1024MB 必要との事。
X21 の swap は 512MB しか無いので一時的にスワップを増やす。
スワップファイルなるものを必要分追加してやれば良さげ。

# dd if=/dev/zero of=/swapfile bs=1024 count=550000
# mkswap /swapfile
# swapon /swapfile

ルート直下に swapfile という名のスワップファイルが出来た。
swap 領域のトータルは 1024MBになっている。
これで要件は満たされた。では次いってみよう。

-- Server install
# dpkg -i oracle-xe-universal_10.2.0.1-1.0_i386.deb

あっさりと、何の問題もなくインストールはコンプリート。
インストール後に設定処理を行うスクリプトの実行を促される。当然実行。

# /etc/init.d/oracle-xe configure

途中 Web ブラウザ経由でデータベースを管理出来るツールのポート番号を指定する。
そのデフォルトが 8080 なのだが、いろんなのとカブってそうなので別の番号を指定する。

Specify the HTTP port that will be used for Oracle Application Express [8080]:1580

「データベースを XE って名前で作っとく?」「うん!」
と答えたのでデータベースは勝手に作ってくれる。以下が出力されれば設定終了。
これがブラウザ経由データベース管理ツールのアドレスの様だ。

To access the Database Home Page go to "http://127.0.0.1:1580/apex"

肝心の Oracle サービスの起動・終了は以下で可能。

/etc/init.d/oracle-xe start
/etc/init.d/oracle-xe stop


-- Client install
# dpkg -i oracle-xe-client_10.2.0.1-1.0_i386.deb

これもあっさりと終る。なんだか拍子抜け。
クライアントアプリを使用するユーザの環境に設定を展開するスクリプトがある。
そいつをログイン時に有効にするにはログインシェルの設定ファイルに以下を追記。

source /usr/lib/oracle/xe/app/oracle/product/10.2.0/client/bin/oracle_env.sh

sqlplus のネットサービス名は ホスト名/サービス名 で繋げる。
サービス名はORACLE_SIDの事。つまりデータベース名。
デフォルトなら XE にしてるはず。よって書式は以下。

sqlplus oracleuser/password@hostname/xe

先程のブラウザ経由データベース管理ツールは、
デフォルトではローカルからのアクセスしか出来ない設定となっている。
そのためにいちいち X 立ち上げるのも面倒なので、
リモートクライアントからアクセスできるように設定した。
sqlplus にて system ユーザに接続し、以下の SQL を実行。

SQL> EXEC DBMS_XDB.SETLISTENERLOCALACCESS(FALSE);

ちなみに、リモートからのアクセスを無効化するのは、

SQL> EXEC DBMS_XDB.SETLISTENERLOCALACCESS(TRUE);

だそうだ。以上、作業終了。


うーん、さんざん苦労するかと思いきや呆気無く終ってしまったよ。
まだまだ時間はあるのだが、さて、この後どうする有閑貴族!?

2009/05/19

ダメ人間外伝「昔取った杵柄であり続けるために」Vol.1

きっかけは Jeff Beck 日本単独公演を見に行った事だった。

彼の演奏にはロックギターのテクニック、気持良さ、カッコ良さ、
いや、「全て」が詰まっていると言っても過言ではない。
彼の放つあらゆるトーンが突き抜けている。
彼こそがエレクトリックギターの天才という名にふさわしい。
ホントに凄いヒトとは存在するものなのだ。

「Jeff Beck は凄い」と思っているヒトは多いが、
「Jeff Beck が好き」と公言するヒトは意外と少ないのではないか。
自分の知っている限り学生時代に一人、社会に出て二人しかいない。

かく言う自分も「好き」と公言出来る程彼の作品を多く聴いてはいない。
代表的なアルバム数枚を押えている程度のものだ。
その中には学生時代ライブで演奏した曲も含まれているのだが、
もの凄く難しくてもの凄く手こずった記憶と、
フルマラソンを完走したかの如き達成感と疲労感しか無い。

なので実は直前まで彼の公演にあまり期待を持てなかったのだが、
演奏が始まるとそんな思いはふっ飛んでしまった。
MC も無く淡々と演奏が進んで行くそのライブには、
正しくこれぞ第一線の、紛う事無き世界最高峰の、
背筋も凍るかと思う程の凄まじいプレイが炸裂すると同時に、
「演奏する楽しみ」のような柔らかく心地よい空気に溢れていた。

このパラドックスは一体何だ?
この激る思いは何だ?
真のエンタテインメントとはこれなのか?
ライブスタートと同時にずっと心の中で叫んでいた。
「たのむ。オレもそこに混ぜてくれぃぃ!」


会場である東京国際フォーラムから帰りの道すがらである。
一緒に見に行った昔の仲間(ドラマー)が徐ら言った。

「オレたちこのままで良いのか?」

その刹那、昔の仲間(ベーシスト)が言い放つ。

「日常に埋没したまま手軽な娯楽に怠惰な時間を垂れ流す事が?」

少し間を置いて、自分(ギタリスト)が空気を切り裂く。

「許せん。何故オレ達はあのステージに居なかった?」(酔ってる)

奇しくもトリオバンドが構成できるメンバーであった。
そうか。そうだよな。キミ達も激っていたのだな。
三人同時だったろうか。激る思いに心を任せ、静かに叫ぶ。


「。。。何でもいい。何かやろう。」


コンセプトはすぐに決まった。
「そのまま演らない(=カラオケバンドニハナラナイ)」
「徹底的に楽しむ(=演奏ヲ義務ニシテハイケナイ)」
そして、「否定しない(=ツマラナイ大人ニハナラナイ)」

自宅に戻った自分は、名演に充てられ火照った顔そのままに、
長い事ソフトケースに仕舞っていたストラトキャスターを手にしたのだった。


三省堂 大辞林より。
「昔取った杵柄(=カツテノ腕前ガ今デモ衰エテイナイ)」

2009/02/16

2009/02/16のダメ人間模様

「脳力の衰えに、ただただ恐怖する。」

本来なら「ダメ人間のサーキットレッスン体験記総括」なのだが、
ダメ人間のため案の定まだ総括出来ていない。俄然出来ていない。
実はそれ以上に書き残さなければならないと思える事がある。
そのために、まさにそのために今回の投稿を割く事とした。

自分は物事を考える時、それがどんな内容であれ、
頭に文章が浮かぶ事はほとんど無い。
どんな事もイメージ化された何かがパッと浮かび、
それと関連する事柄がやはり何らかのイメージとして浮かぶ。

「こうすべきだ」という結論に達する時、
「こういう事なのだ」と理解した時、
「こうすればいいんだ」とアイデアが生まれた時などは、
その内容がより具体的な映像となって頭に浮かぶ。
その結論によって辻褄の合う全ての事象が映像として。
その理解を得た過程に登場する全ての因果関係が映像として。
そのアイデアによって新たな価値が生まれる姿が映像として。

この話をすると大概驚かれるのだが本当なのだから仕方が無い。
「一体どんなイメージか紙に書いてくれ」と言われるのも困る。
それは自分の中で「イメージ化された何か」であり、
形を成しているようで成していないのだ。
自分の中であまりイメージが出来上がっていないものは、
イメージが出来上がるまでじっくり待つ。マイペースに幸あれ。

では自分にとって言葉や文章は何かというと、
「イメージ化された何か」を変換し相手に伝えるための、
また何かを捉え「イメージ化された何か」を作り上げるための、
ある程度共通化された手段、手法、規約の様なものと捉えている。
なので「何について書いているか・話しているか」という粒度まで含め、
ある程度の共通化が見出されていないと実はかなりイラつく。
たとえその内容がどんなくだらない事でもだ。
「無意味」と「意味消失」は明らかに違うのだ。
イラつきはなるべく隠してるけどね。出すとガキっぽくね?

そんな「イメージ」で考える自分は、
とある人物の名前を聞いたとしても、
その人物の映像を知っていれば、
瞬間的に必ずその人物の映像が頭に浮かぶのだ。
そう、必ず頭に浮かぶはずだったのに。

つい先日、こんな事があった。
「篠山紀信の息子」の顔を思い浮かべようとしたが、
どうしても頭に浮かんで来る映像が「野口健」だった。
暫くするとようやく浮かんで来たのだが、
うっかりすると「野口健」と区別が着かない映像だ。

もっとひどい事があった。
「橋田壽賀子」の映像が一切浮かんで来ない。
何度思い出しても一切浮かんで来ない。
ついに耐え切れずGoogle画像検索で確認した。
そうだ。。。こんな顔だったよな。

ついに名前すら出て来なくなった。
友人とフレットレスベーシストの名手を列挙していた時。
オレ:「ジャコ・パスよなぁ。」
友人:「ピノ・パラディーノなぁ。」
オレ:「スティーブ・ベイリーは曲芸系かなぁ。」
友人:「あとほら、えーと、、、あれ、BRAND-X のヒト。」
オレ:「あー居た居た、こないだ観た、六本木のライブハウス。」
友人:「あー出て来ない。名前出て来ないぃー。」
オレ:「あれだよ。イスラエルの前衛舞踏家とコラボしたヒト。」
友人:「何それ?そんな事やってたの?」

。。。「パーシー・ジョーンズ」だ。

以前観た若年性アルツハイマー患者の映画「明日の記憶」を思い出した。
。。。恐ろしい。。。ただただ、恐ろしい。。。
明日の自分が、今日の自分を覚えていますように。

2008/12/31

ダメ人間のサーキットレッスン体験記その3

次にサーキットを4つのエリアに分けたセクション別攻略。
セクション中の要所にパイロンが置かれている。
そのパイロンの意味を考えながら1つのセクションを攻略する事に集中。
コース外から見ている講師が一人ずつに無線で問題点を指摘する。
各人が全開でセクションを抜ける度に恐ろしく的確な指示が講師から飛ぶ。
そして各人はそこから自分の課題を見つけ出すのだ。

パイロンの位置に関する明確な説明はされない。
何故そこにパイロンが置かれているか、
そのパイロンは何の目印なのかを自分で考えるという事だ。
今思えばそれはコーナーの頂点(クリップポイント)であったり、
ハンドルを切って曲がる姿勢を作り始めるポイントであったり、
ブレーキを踏み始めるポイントや通るべきラインであったり。

明確な説明をしないのには理由がある。
シチュエーションが変わっても、
つまりそのパイロンを取り去っても、
あるいはこことは違う別のサーキットを走ったとしても、
同じ目的で目印をバーチャルに「自分で置ける」様にするためだ。
「この目印はこういう理由なんですよ」と説明されてしまうと、
その目印が持つ重要性、若しくはありがたみを実感できない。
その結果自分で能動的に目印を置く事が出来なくなるのだろう。

複数のコーナーを集中的に攻めるこのセクション別攻略で、
先程から感じ始めていた迷いはさらに加速してゆく。
「そのコーナーを曲がれる速度までブレーキやり切りましょう。」
「曲がっている間のハンドル操舵角と速度は一定でいましょう。」
「コーナーの頂点を過ぎたらハンドル操舵角の戻りに合わせて加速。」
これが今までの自分の感覚である。だが講師の指摘は、
「ブレーキの踏み始め、リリースが早すぎる。」
「フロントタイヤの荷重が抜けてアンダーステアになっている。」
「クルマが曲がる姿勢を作れていない。ロールをキープできていない。」

曲がり始める前にブレーキを終わらせてはダメなのか?
曲がっている間は操舵角一定アクセルキープではダメなのか?
クルマの曲がる姿勢って何だ?ロールって少ない方が良いんじゃないの?
。。。何だか自分の中で意識改革が必要だなぁと思いつつ昼食休憩へ。

レストランにて講師を囲みながらの昼食。ここぞとばかりに色々質問。
「コーナリング中もブレーキを引きずってフロントに荷重をかける。」
「グリップ全体が減速に使われている内から曲がるグリップにふりわける。」
「クルマはロールしなければ曲がらない。曲がり始める前にロールさせる。」
「ロールをキープしていればゼロからロールさせるより楽に曲がれる。」
今までの感覚では「クルマの挙動をなるべく乱さない」という受動的アプローチ。
今行うべき作業は「クルマの姿勢を積極的に変えよう」という能動的アプローチ。
。。。そうか。クルマを思うままコントロールするためアクティブな操作か。
何となく、何となくではあるが、やるべき事はわかった気がする。

コースに戻り、残りのセクション攻略を終える。
参加者一台ずつ3ラップのタイム計測を行い、休憩を挟む。
そこからは先程のパイロンを取り払ってフリー走行。
「パイロンの意味が分かった気がしていただけ」である事を如実に体感する。
パイロンが無いと、どのタイミングで何をすればよいのか分からない。
さらに講師から教わったアクティブな操作が全く出来ない。
頭では分かっているが体がうまいこと動かず、操縦に反映されない。
クルマは極限に攻めた領域、かつ同時にやるべき事が多すぎて手に負えない。
タダでさえ根っからのシングルタスクな自分である。
「嗚呼、もう、ワケわかんねぇ!」状態に陥っていた。

ここに来て、このタイミングで、本人運転、講師逆同乗による全開走行。
「ステア切り遅れ!姿勢作れてないよホラァ!」
「アンダーステア出てる!それじゃクルマ曲がっていかないよ!」
「もっとフロント潰して!フロントタイヤに仕事させなきゃ!」
「次のコーナーまでロール維持して!姿勢まっすぐになっちゃダメ!」
「ツッコミすぎー!こんなスピードじゃオレでも曲がれないよ!」
「一つ一つのアクションがブツ切りだよ!同時に!流れるように!」
「あぁ!だからってブレーキとハンドル同時にやってどうするの!」
。。。笑うしかない。いや、笑いもこみ上げてこない。

自分のクルマにはDSCという横滑り防止・姿勢制御装置がついている。
アンダーステアが出ようが、ツッコミ過ぎてようが、
その電子制御のおかげでコースに居られたのだろう。
もしついていなければ一瞬でコースアウトし壁に激突していただろう。
この瞬間理解した。朝早くから行っている今日の一連の行為は、
「クルマの持つ能力の限界領域でのコントロールが出来ること」
を求められているという事を。気づくの遅!そして出来ませんでしたよ。

一連の課題を終え、各人集合の上最終ブリーフィング。
各人が本日見つけた課題を再確認し、講師からアドバイスを受ける。
自分の受けた主たるアドバイスはこうだ。

「今日の結果でヘコまないでね。」
「モータースポーツを嫌いにならないでね。」

。。。屈辱である。


以降、「ダメ人間のサーキットレッスン体験記総括」に続く。

2008/12/28

ダメ人間のサーキットレッスン体験記その2

当日はサーキット場一番乗り。
今回は何と定員15人のレッスンに参加者5人。濃い内容が更に濃ゆく。
ゼッケンと計測器を受取りボディ左右に張り付ける。
見よう見まねでライト類にバッテンテーピング。

そのうち別の参加者が続々到着。。。うわぁ、みなさんスゴイ装備。
タイヤ・ホイールは別物。シートは当然のようにフルバケット。
うぉ、レーシングスーツに着替えてシューズも専用のものだ。
早くも場違い感が漂い始めた。オレここに居てもいいんですかね。

時間だ。講師を中心にブリーフィング。本日の内容を確認する。
参加者のレベルの違いを考慮し、各々のニーズに沿ったレッスン。
そして兎にも角にもクルマ・自分が無事に帰れるという目標を心に誓う。

ブリーフィング終了後受け取った無線を装着し、全車連なってサーキットイン。
講師のクルマを先頭に追走し、ゆっくりと走行ラインを確認する。
そして講師がピットに戻り、各々のペースで周回走行を開始する。
まずは自分なりの悪癖だらけ走法でフリーで走ってみるのだ。
そこから講師の指導でどう変わってゆくかを体感する起点を作る。

初心者である自分は早い段階でピットに戻り、講師の同乗走行を開始する。
この同乗走行が凄い。まるでクルマが別物になったかのような動きをする。
運転する人間が変わればこうも変わるものか。まるで水を得た魚のよう。
道具とは使い手によってその処理能力・出現効果がまるで変わるもの。
やはりクルマは限り無く「道具」に近い存在なのだという事を再確認した。

フリー走行に戻り、自分なりに走っていた内容から、
少しづつではあるが、講師の走りに内容を変えて行く。
自分の走りと講師の走りのあまりの違いに眩暈を覚える。
全てが違うのだが、自分の感じた決定的な違いはその速度域だ。
あれほどのスピードを出すものなのか。というかアクセル踏むのか。
自分が限界と感じる付近まで速度域を上げてみる。

ここら辺から、自分の中に少しだけ違和感を感じ出していた。
自分が求めていた内容は、このサーキットを自在に気持良く走る事。
先程から行っている行為は、このサーキットをコンマ1秒でも速く走る行為。
方向性が違うと言うのか、手段は一緒だが目的が違うと言えば良いのか、
初めてヘルメットを被ってクルマを運転する閉塞感も手伝い、
違和感はますます強くなっていった。

ただ、今冷静になって考えてみるに、
意のままに走るのもコンマ1秒を削る走りも、
どちらもクルマを確実にコントロールする事が求められるのは事実。
突き詰めれば方向性も目的もその一点に帰結する気がする。
私はこれ以前の問題、土俵にすら上がっていなかったという事だ。
はぁ。。。情けないったらありゃしない。

「タイヤが温まったところでタイヤの空気圧を調整してください。」

しばらくのフリー走行後ピットに戻ってからの指示がこれ。
えっ。。。エアゲージなんて持ってないよぅ。
こういう場に来る者の当然のたしなみという事か。
親切な受講者の方がエアゲージを借してくれた。うぅ、優しいな。
加減速とコーナリング時に起こる強烈なGに全身で耐える辛さは凄まじい。
クッション量が少なく、左右のサポートがしっかりとした、
皆さんのようなフルバケットタイプのシートが必需品という事か。
ロールを押える締め上げたサス、ガツンと効くブレーキも同様。
そうでなければタイムを削るように攻める走りは出来ないよな。

自分が求めていた内容と違うとはいえ、
サーキットでコンマ1秒を削る技術を教わる機会など滅多に無い。
気持を切替え、与えられた課題を攻略する事に集中すべきだ。
手持ちのリソースで出し切れる最良の結果を出すのだ。
ぬぉぉ。。。って、何だか仕事してるみたいだな。
と言うよりもそれなりのマシンなもんでマイペースに走らしてもらいます!
。。。と開き直れる強さが無いだけのヘタレなだけかも知れません、はい。

だが、実は違和感と同時にさらに迷いも感じ始めていた。
何と、以前受けたドライバートレーニング時に教わったドライビングの原則と、
現在講師から無線越しに教わっている内容に真逆のものが存在するのだ。


以降、「ダメ人間のサーキットレッスン体験記その3」に続く。

ダメ人間のサーキットレッスン体験記その1

以前カートでサーキットを走った体験が存外に面白く、
またやってみたいと常日頃から思っていた。
実はあのカート体験から更に薄々考えていた事がある。

「サーキットを思いきり走ってみたい。それも自分のクルマで。」

そう思い始めてからネットで情報を漁り始めた。
グローブ・ヘルメット着用は当然として、
ブレーキパッドは効きの良いものに代えた方が良いとか、
簡単な工具を持ち込んである程度自分でクルマをセッティングしなきゃとか、
どうも敷居の高そうな話がワラワラとヒットする。
そりゃそうだ。。。やはりおいそれと出来る事ではなさそうだ。

と思っていた矢先である。
千葉にあるサーキット場が主催するレッスンを見つけた。
開催事項を良く読んでみると、いろいろ魅力的な事が書いてある。

・クルマはノーマル車両でも可!
・プロのレーシングドライバーが同乗&逆同乗まで!
・全くの初心者から中級者に最適な密度の濃い内容!

全くの初心者でも構いませんですか。うーん、これは良いかも。
持ち物もメットとグローブに簡単な工具とテーピングだけでよいですか。
さらにプロが自分のクルマで限界走行をしてくれるですか。凄いなぁ。
しかもそのプロって人がスゴい。こんな人が講師とは。。。


はぅ!。。。気がついたら申し込んでしまっていた。


以降、「ダメ人間のサーキットレッスン体験記その2」に続く。

2008/12/26

2008/12/24のダメ人間模様

「いい事なんか、なーんもねーよ。」

クリスマス・イブの朝、出勤途中の出来事。
冷えた早朝、足早に歩を進める自分の更に先をゆく、
雪の様な純白のコートを身に纏った小柄な女性。
その足元からコロコロと転がり落ちた白く丸い物体。

これはあの白いコートのボタンではないか?

遠目にもわかる純白のそれ。細かい仕事を施されたボタン。
何とコートと同じ生地で丁寧にコーティングされている。
これと同じものを取り寄せるとなれば、さぞ骨の折れる事だろう。

気づいていないのか、それとも先を急ぐためか、
はっきりと「それ」と分かるのに、誰も拾わない。
基本設計は「いいヒト」であるワタクシは、
何の躊躇も無くそれを拾い上げ、純白の女性に声を掛ける。

オレ:「あの。。。」
純白:「。。。はぃ」(メチャ訝し気)
オレ:「こちら(ボタン)を落されたみたいなのですが。。。」
純白:「え?あ、まぁ。。。すみません。ありがとうございます。」

クリスマス・イブの夜、帰宅途中の出来事。
相変わらず寿司詰めという表現がふさわしいダタ混みの地下鉄。
特に列車の出口付近は我先に降りたいとギラギラした連中が集まる。
ひどいものだ。今日は運悪く出口付近に追いやられてしまった。
こら、オレの肩でメールを打つな。耳元で雑誌をめくるな。

そんな最中、最寄りまであとひと駅というところでそれは起きた。
ギュウギュウ詰めの中、自分の隣で立ち続けていた初老の女性。
いきなり「貧血です。。。」の声と共にその場に崩れ落ちそうに。
そのすぐ前にいた若い女性が驚く。「だ、大丈夫ですか?」
年の瀬とは言えこんな状況だ。具合も悪くなるさ。
若干白々しいが、「どうされました?」と声を掛けるオレ。

若女:「この方が、具合が悪くなったみたいで。。。」
老女:「貧血なんです。降りたい。。。」
オレ:「では次の駅で降りましょう。肩をお貸しします。」
老女:「すわりたい。。。」
若女:「えっと。。。わたし。。。」
オレ:「ワタクシ次の駅が最寄りですから、あとはお任せください。」
若女:「あぁ、すみません。えっと。。。すみません。。。」

基本設計が俄然「いいヒト」であるワタクシは、
若い女性の目的地が次の駅でない事を敏感に察知。
到着と同時に後の事を引き受け、老女をベンチに誘導。

オレ:「具合如何ですか?駅員さんお呼びしましょうか?」
若女:「大丈夫です。暫く休めば大丈夫。すぐ楽になります。」
オレ:「そうですか。それではワタクシここで失礼します。」
若女:「お手数お掛けしました。ご親切にありがとうございました。」
オレ:「お大事になさってください。」

基本設計が間違い無く「いいヒト」なワタクシである。
もちろん駅員に声を掛けないはずは無い。
寒い駅のホームで休んだだけで体力が回復するとは思えないからだ。

オレ:「本人は大丈夫と言ってましたが、それとなく様子を見てあげてください。」
駅員:「わかりました。ご連絡ありがとうございます。」


一日で二度もいい事をした。こんな事もあるものなんだな。
明日はクリスマスだ。今日はイブだ。奇跡には事欠かないさ。
カミサマもきっと見ているさ。ボクにもきっといい事あるよ。
そうさ。きっとそうに違いないとも。



。。。なーんもねーよ。



明日、良い天気になりますように。

2008/11/24

2008/11/24のダメ人間模様

「新蕎麦を堪能するばかりか新雪まで堪能(死ぬかと思った)」

キレのある味と口の中から鼻腔に抜ける芳醇な香り。
ツルっと喉を滑り落ち、気がつけば箸は止まらず。
いつも秋になると思いが馳せる。新蕎麦。
今年も11月になってからというもの常に頭からその事が離れず、
ようやく本日になって行く事が出来た。

栃木の山奥にあるその店はとても評判が良く、
時間帯を狙って行かなければ30分待ちは覚悟しなければならない。
天気は今ひとつだったが、おかげで交通量も減り、
かえってスムーズに移動が出来た。
狙いどおりの時間に到着。おぉ、客も疎らで好都合。

時待たずして運ばれて来る五合ほどの新蕎麦と辛めのつゆ。
ガッツリと食べごたえのある大きな野菜の天麸羅。
楽しみにしていた鴨汁は残念ながら売り切れ。
そこで暖かいキノコつけ汁を追加注文。これがまた美味。
日本人である事を賛じつつ、極上の新蕎麦を胃に流し込む。
友人と二人、都合一升の新蕎麦が半時と経たず消え失せる。

でっぷりと腹に仕込んだ蕎麦を消化するには、
静かにゆったりと寛げる椅子と暖かい珈琲が必要だ。
夜は静かに更けゆくが帰るにはまだ早い。
ひと山越えて群馬に赴き、美味しい珈琲を喫す事にした。

友人:「やっぱ雨だとクルマも疎らだね。」
オレ:「良い感じ。この山道入ってから一回もすれ違ってない。」
友人:「しかし雨足が強まって来たね。雨粒デカ!」
オレ:「あぁ、ハイビームにするとヘッドライトの光が反射するから。」
友人:「。。。雨、、、か?これ。。。」
オレ:「。。。と言うと?」
友人:「雪じゃね?」
オレ:「いやいやいや。今年は早いらしいがまだ11月だし。」
友人:「クルマの屋根に当たるカンカン言う雨音がしなくなったよ?」
オレ:「。。。あぁ確かに。カンカンでなく、サクサク言う感じ?」
友人:「にしてはバンバン降ってない?見た感じ。」
オレ:「そーねぇ。道もうっすら白ーく色づいてる気が。。。」

。。。ん?
。。。ん?
。。。ん?

--
しばしの沈黙の後、突然後輪がズルっと滑り出す。
--


友人&オレ:「雪だー!雪だこれーー!」


三十路越えした珍獣二匹、車内で大パニック。
これでもかというくらい「ヤッベー」連呼。大声出しまくり。

オレ:「ヤッベー!誰もこの道通ってねー!新雪てんこもり!」
友人:「タイヤは!?スノータイヤよな!?」
オレ:「んなわきゃねーぢゃん!夏タイヤ以外履いた事ねー!」
友人:「ヤッベーぢゃん!すべってんぢゃん!」
オレ:「ヤッベー!すっげー降ってるし!どんどん雪深くなってるし!」
友人:「群馬はあきらめろ!!どうせスパゲティなんか腹一杯で喰えねぇって!」
オレ:「いや、群馬のスパゲティはハンパ無く美味いんで別腹だが。」
友人:「別な所で冷静になってんじゃねぇ!早く引き返せ!」

急勾配の山道、ズルズルとクルマが滑べり落ちる恐怖、
そんな極限状態に耐えながら必死の思いで転回し、
来た道をひたすらゆっくり、ただひたすらゆっくり戻る。
ようやくたどり着いた街道沿い。
吸い寄せられる様に入ったモスバーガー。
薄い珈琲を震えながらすする。命ある事を実感しながら。

「栃木の山道さバカにすんでねぞ。」
明日、良い天気になりますように。

2008/11/05

2008/11/05のダメ人間模様


「ドライアイ体質かと思いきや、その全く逆(ここでもか)。」

バイクに乗るにはヘルメットをかぶらなければならない。
ヘルメットのシールドの大敵はくもりだと思う。
自分の場合、シールドの奥にさらにメガネも存在する。
シールドのくもりは走行中何とかなるが、
その奥のメガネのくもりは如何ともし難い。
どうしてもメガネが邪魔で仕方がないのだ。

そこでバイク納車と同時にハードコンタクトを購入。
だが、そのあまりの異物感と眼の乾きに閉口。
特にバイク乗車時などはたまったものではない。
コンタクトを装着した眼を見開いて大型扇風機に向かっているようなもの。
自宅の洗面所に片目を流してしまった時「これでやめられる」とホッとした。

しかし、メガネの無いすっきりとした開放感にも似たあの感覚は、
一度体験するとどうしても戻りたくなる。とても良いものだ。
なので装用感が軽いソフトコンタクト、
しかも手間要らずの一日使い捨てを試してみた。

「着けてる感じがしないの!」。。。ウソだ。
「すごい!一日中潤ってる!」。。。ウソだ。
「眼の健康にも良いんだよ!」。。。ウソだ。

なんだよ、この眼にベッタリと貼り着いている感。
なんだよ、この蒸発が見えるかのようなショショボ感。
なんだよ、ものもらいが多発するほど不健康ぢゃないか。

なのでバイクを降りた今でも、また暫くメガネ生活が続く。。。

が、折角挑戦したコンタクトでもあるし、あの開放感は代えがたい。
当時から考えればソフトコンタクトもだいぶ進化したようだ。
装用感がとてもよいと評判のなんたらモイストを試してみた。
そして、早速ものもらい再発。笑える。

DR:「。。。確かに、まぶた腫れてますね。」
オレ:「えぇ。ボクはコンタクトがダメな体質なんでしょか?」
DR:「良く診てみましょうね。」
オレ:「。。。どんなもんでしょう?」
DR:「。。。なるほど、マイボーム腺機能過多ですね。」
オレ:「。。。マイボール?なんですと?」
DR:「端的に言うとあなたの眼は潤いまくってます。脂で。」
オレ:「あぶらっすか??」
DR:「脂は誰の眼にもあって、瞳を乾燥から守っているんですよ。ですが、」
オレ:「ですが??」
DR:「あなたの場合、普通のヒトより脂出まくってます。」
オレ:「それじゃぁ何でこんな目に??(眼だけに)」
DR:「コンタクトがあると脂が循環せず目玉の上に滞留するんです。」
オレ:「はぁ。」
DR:「その滞留する大量の脂の上に小さなゴミが貼り着いてしまうんですね。」
オレ:「へぇ。(大量って言うなよ)」
DR:「裸眼なら循環して流れていくが、大量の脂で貼り着いたままになり、」
オレ:「。。。(だから大量って言うなや)」
DR:「まぶたが炎症を起こしてしまうわけですね。大量の脂のせいで。」
オレ:「。。。」
DR:「どうしました?」
オレ:「。。。あぁいや、それってどうにかなるもんなんですか?」
DR:「頑張って痩せる事ですね。」

--血の叫び、ここから--

うぉー!
ここでもかぁー!
ここでもかぁー!
うをー!

--血の叫び、ここまで--

明日、眼の上の痛痒さと腫れが少しでも治まっていますように。

追伸1:
「ものもらい」を関西では「めばちこ」と言うのを西の同期に教わった。
「鳥肌」を「さぶいぼ」と言うのを知った時以上に新鮮だった。

追伸2:
先週ここを参考にビルドした Enlightenment DR17 が意外に軽くてイイ調子。
日本語表示がトーフ状態で怪しい箇所もあるが、
メインのウィンドウマネージャとしての使用には問題無さげ。
しかし何故か Eterm の背景が透過しないのが笑える。E なのに。

2008/09/03

2008/09/02のダメ人間模様

「突然火傷跡が化膿、いきなりの大手術(局麻有)」

以前の尻の火傷だが、意外なほど深手であった。
火傷に気づいたのが温かい温泉に浸かった後というのも悲惨だ。
火傷は出来るだけ早い段階で患部を徹底的に冷やす必要があるのだが、
温めとるやんけ。温めてはいかんよ、温めては。
温泉自体はとても素晴らしいものだったのだが。

翌日激痛に耐えきれず恥を忍んで医者に診せに行った。
その火傷も、もう直りかけており瘡蓋になっていた。
だが患部が突然化膿した。何の前触れも無く。

実は自分、こう見えて、大方の予想に反し、肌がとても弱い。
大概の絆創膏にかぶれる自信がある。
うるしなど触ろうものならかぶれるを通り越してただれるだろう。

そんなデリケートなお肌の持ち主であるこの自分が、
何度も何度も患部を消毒し、膏薬を塗り込み、
その都度ガーゼと絆創膏を貼り続けていたわけである。
かぶれないはずがなかろうというものだ。
実は化膿が始まったのは火傷の患部ではなく、
かぶれた箇所がただれ、ついに化膿へと突入し、
元々弱っていた火傷の患部に飛び火した様だ。情けない。

前日は何ともなかった問題の箇所、
朝になってみると自分自身でドン引きするほどの腫れと激痛。
当日はどうしても午前中仕事場にいなければならない理由もあり、
午後になってから健康保険組合が運営する診療所に足を運んだ。

DR:「どうしました?」
オレ:「実は恥ずかしい話ですが。。。」
DR:「皮膚科に恥ずかしがらず来るヒトなどそうはいない。さぁ。」
オレ:「『さぁ』?。。。あ、まぁ、尻の一部が例え様の無い痛みで。」
DR:「遠慮は要らん。みせてごらん。さぁ。みせてごらん!」
オレ:「ぃ、いや、そんな積極的にみせる気になれなぃ。。。」
DR:「。。。こ、これわ!どぉした事だ。。。?」
オレ:「ぁ、これはですね。実はカートに乗って火傷。。。」
DR:「いや!何も言わんでいい。。。いろいろあるんだろ。。。?」
オレ:「はぇ?」
DR:「君にもいろいろある。私にだってあるんだから。」
オレ:「何の話です?」
DR:「兎に角これは切らなきゃダメ。すぐに手術だ。」
オレ:「ぇえ?手術ゥ?」
DR:「大丈夫。麻酔するから。」
オレ:「麻酔しない手術あるんすか?ってかそんなに悪いすか?」
DR:「さぁ脱げ!すぐ脱げ!今脱げ!ここで君の下半身を露にしろ!」

医師モノスゲー押し。凄まじい勢いで下半身丸裸でその場にうつ伏せ。
以前腕の手術でくるまった、布だか紙だか謎な青い繊維をかけられ、
手早く患部を消毒されキシロカインなる薬液をたっぷり注入される。
次第に薄らぐ痛み。と同時に切開される患部。そして揉みしだかれる尻。

なぜかやる気のみなぎる医師。なぜか声が楽しげな看護師。
そこに漂う不思議な微妙な空気。絶対オレを疑ってる。
この傷跡が何らかのプレイの爪痕であることを。
はぁぁ、尻も痛いが心も痛い。
そして、かくも尻に打つ局所麻酔がこんなにも痛いとは。

明日、普通に椅子に座れますように。

2008/07/13

2008/07/12のダメ人間模様

「カートのエンジン熱で尻に火傷を負う(浅達性レベル2※)」

ここは日本のキングダム・オブ・スパ鬼怒川の程近く。
彼の地に「タイムトライアルサーキット」という名の
熱いバトルフィールドが広がっていようとは、
誰が想像出来ただろうか。いや、誰も出来なかった。

この地に降り立つドライバー3名。
彼らの目を見よ。例えるなら猛禽類のそれ。
いや、既に虎の域に達しているか。アイオブザタイガー。
もはや彼らはドライバーにあらず。
言うなればこのバトルフィールドを駆け巡る戦士(ソルジャー)。

そして彼ら三銃士を結びつけるは「三十路の絆」。
ロストジェネレーションと貶められ、
脊髄反射で生きている上役に押さえつけられ、
創造力のかけらも無い指示待ち要員に悩まされ、
それでも尚、守るべき女達に、愛する男達に、
何かを賭け何かを残そうと必死にもがき、挑み、足掻く。

そんな彼らの今日の敵はまさに「自分」。
「オレはどこまでやれるんだ?オレは一体何者だ?」
今まで築き、磨き、積み上げてきた全てを己に向ける。
その迸る戦慄の火花が今、混沌の闇に一閃を放つ。

三銃士が一人、巨神兵にはその体躯を受け止めるマシンがあてがわれた。
巨大なそれはまさに専用機。例えるならシャアザク(青かったけどな)。
スターティンググリッドにマシンを向ける時、巨神兵は気づく。

「尻の肉が。。。シートからはみ出ている。。。」

あらゆる設備、あらゆる施設が彼らにはミニマム。トイレですら。
そうなのだ。「こっち側」の者には馴染み深い事象。
しかし戦いを放棄することは決して出来ない。
あらゆる規格を超えた域に存在する事こそがアイデンティティ。
戦闘の放棄は己の存在そのものを放棄するに等しいからだ。

戦いの始まりを意味する一声は「ゴー」(ホントは「どうぞ」だけど)。
その一声が彼の地に木霊すると同時に雄叫びを上げる尻の火の玉。
コースを攻めるにつれ加熱するエンジン。それはもはや過熱の域。

「熱い。。。熱い。。。熱い。。。」

それは周を重ねる毎に高ぶる彼の思いか、それとも尻か(尻だ)。
トライアル一周を終えるたびにグリッドに付け、タイムを確認する。
そして一際大きく響き渡る「ゴー」(ホントは「どうぞ」だけどな)。
その響きが轟く度に、重くのしかかる尻への重圧。
巨神兵は戦闘を有利に運ぶべく、次のグリッドでマシン交換を望む。

オレ:「あの。。。尻が熱いです。。。」
GD:「そうですよねー熱いですよねー。」
オレ:「あの。。。マシン。。。」
GD:「どうぞ!」

無情にも次の戦いの狼煙はすかさず上がった。
アクセルを蹴り込み、己の代わりにマシンに悲鳴を上げさせる。
徐々に縮まるタイムと同時に、戦闘意欲も縮み上がる。
この戦いで負けるわけにはいかない。次のグリッドでは必ずや!

オレ:「あの。。。マジで尻が。。。」
GD:「どうぞ!」

もう、この戦いは誰にも止められない。
もう、己自身を軽量化するしか術は無い。

ボロボロの巨神兵はついに戦い抜いた。
戦いの先にあったもの。それは名誉の火傷(右臀部)。
カートに栄光あれ。0.1t の巨躯に栄光あれ。

※浅達性レベル2
表皮・有棘層、基底層まで到達し、水疱、発赤、腫れ、湿潤を伴う火傷。
強い痛み、灼熱感、知覚鈍麻を引き起こす。

2008/07/03

2008/07/03のダメ人間模様

「とんかつにグレープフルーツ果汁をダダがけする(生涯二度目)。」

先週、今週と東京ビッグサイトにて特定業界向けの展示会が実施された。
特に今週は医薬系サポート製品重点展示イベントのため、
我らが事業部も臆面もなくブースを出展し、
ベストマッチする(と社内のみでもっぱらのうわさ)の
自社ソフトウェア製品群をあつかましくもアッピールする。

そのヘルプに駆り出された開発部隊のワタクシは、
脇の下までスリットの入った衣装(おべべ)を着たイベコンねぇちゃんに混じり、
「いらっさいませITいかがですか」と意味不明な台詞で呼び込みを行っていた。
その何かに釣られた残念なユーザ様をブースへ連れて行き、
マターリとゆるーいデモンストレーションをお見せする。
ときおり発せられる鋭い質問をノターリとかわし、名刺もらってさようなら。
嗚呼、恥ずかしい恥ずかしい。

先週も今週も朝からずーっと立ちっぱなし。疲労はピーク。
そんな状況を打破すべく、すこしでも楽しみを見出すべく、
昼飯にとんかつをガッツリ食す事にした。
「やはり喰いか。全く残念な男だ。」
という声が聞こえて来そうだ。オレもそんな自分を残念に思うよ。

運ばれてきた芳醇な香りを放つ黄金色の右上に見慣れた黄色いフルーツ。
その美しく整形された柑橘果実を見れば誰もがレモンと思う事だろう。
だがそれは違っていた。ブジュっとしぼった感触がその事実を物語る。
勘違いかもよ? もしかしたら熟してなくて意外とイケるかもよ?
と自分を鼓舞してみたものの、放たれたフルーティな甘い香りがそれを否定する。

嗚呼、残念でならない。嗚呼、うなだれるしか無い。
肉体的にも精神的にも疲れ、そろそろ人生にも疲れを感じ始めた。
明日はおいしいお昼御飯にありつけますように。

追伸:
足が棒のようだとは良く言ったものだ。
立ち仕事をしているヒトを本当に尊敬する。

2008/06/27

2008/06/26のダメ人間模様

「ユーロ2008にて、歴史的名勝負を見逃す。」

朝は大概ニュース番組を見ているものである。
以前は何の躊躇も無く「おはスタ」とか見ていたが。おっはー。

アナ:「次はスポーツ、サッカーユーロ2008準決勝の情報です。」

そう。今まさにヨーロッパではユーロ2008が行われている。
ヨーロッパのナショナルチームがガチで激突。
まさに「南米のいないワールドカップ」である。
我らがドイツ代表ももちろん決勝トーナメント進出。
そして天下無敵のフィジカルサッカーを臆面もなく行使する。
ほぼドイツ代表である自分が燃えないはずがない。
ドイツ代表の試合はほぼオレの試合であると言っても過言ではない。
絶対に見逃さない。見逃せるはずが無い。

アナ:「準決勝はドイツ対トルコですが。。。」

そう、今回のトルコは勢いが凄い。
グループリーグから奇跡的な勝ちを連発。
準々決勝クロアチアとの試合も凄かった。
延長戦で一点差の試合をロスタイムで同点に戻し、
その勢いのままPK戦で勝利をもぎ取った。
まさに「ミラクルターキー」である。
ヘタすると我がドイツ代表も危ないのではないか?
いやいや歴史と伝統のフィジカルサッカー。
潰して畳んでネジ伏せる、質実剛健鉄血サッカー。
勢いだけで勝てる様な相手ではない。
いずれにせよ絶対に見逃さない。見逃せるはずが無い。

アナ:「たった今結果が出ました。」

。。。え?

アナ:「歴史的とも言える名勝負となりました。」

。。。え?

アナ:「後半2対1から終了直前にトルコが同点。」

。。。え?

アナ:「しかしロスタイムにて巻き返し、壮絶な試合を制したのはドイツでした。」

ふぅ。。。いやいや、え??

アナ:「詳しい試合内容は、このあとすぐ!」

よし!いやいや。。。えぇ??
ほぼドイツ代表。。。えぇ??

ドイツ代表が優勝しますように。

2008/06/05

2008/06/05のダメ人間模様

「入門系技術雑誌を読み、2ページ目にして挫折。」


Ruby というプログラム言語がある。
自分はこの Ruby というプログラム言語が好きなのだ。
なぜ好きなのかを冷静に分析した事はあまり無いのだが、

テキストエディタと ruby コマンドがあればイケてしまう手軽な所。
感覚的にプログラミングできる(様な気がする)所。
B-Shell Script に感覚が似ている所。
(他人に使ってもらえる雑プロを自分が初めて作る事が出来たのが B-Shell だ)
以前から感じていたオブジェクト指向への抵抗を払拭してくれた所。
Web アプリケーションへのアプローチに対するひとつの形を示してくれた所。

多分、こういう理由からなのだろう。
まさに「Ruby に首ったけ!」なのである。
(キャメロン・ディアス、割と好き。口の形とか。)

最近「執筆陣がスゲー」とオレンジニュースでも取り上げられた、
「まるごと Ruby!」という雑誌がようやく創刊された。当然買う。読む。
で、読み始めて2分後の出来事である。2ページ目の文章である。

「しかし、Ruby では、Java の制御構造と同じような平易な書き方で、
『呼び出されるメソッドが呼び出すメソッドを伴うメソッド呼び出し』
が書けるという点こそが、Ruby の特徴のひとつなのです。」

。。。意味わかんねぇ。
。。。分けわかんねぇ。

『呼び出されるメソッドが呼び出すメソッドを伴うメソッド呼び出し』

これ主語は何?
『呼び出されるメソッドが呼び出す』何ですって???
それとも、
『呼び出されるメソッド』が何をするって???

。。。明日の自分が、今日より少しでも生産性が上がっていますように。

2008/05/18

いつぞやのダメ人間模様(2008/03)

「深夜寒空の元、三人がかりの職務質問を受ける(ボディチェック付き)」


映画は真夜中の映画館で見るに限る。
客のほとんどいない快適な環境で当日封切りの映画を見終え、
例によって例のごとく映画館を後にしたのが午前四時前の真夜中。
関西風の出汁で食べるうどんを24時間営業で出す店を知っている。
かけうどんは関西風の出汁で頂くのが旨い。ちょうど小腹も空いている。

そのうどん屋は映画館のある台場からは少し遠いのだが、
車数の少ない深夜でナビを頼りに最短ルートを辿れば時間もかかるまい。
映画館の駐車場からクルマを出して湾岸道路に入り、
すぐの角を曲がってハザードを焚きつつ停車させた。
純正のナビは走行中に操作が出来ない仕掛けが施されている。
安全のためとは言え不便極まり無い。

うどん屋の名前をたよりに行き先の検索をしていると、
激しく揺れ動く赤い閃光がルームミラーに写った。
愛車に装着されたレーダー探知機がそれと同時にうなりを上げる。
「取締り注意!取締り注意!」※1
国家権力の象徴である黒と白のツートンカラーに赤いパトライトが、
黄色く点滅する自車のすぐ後ろにものすごい勢いで付いた。
それと同時にものすごい勢いで飛び出して来る制服を着た三人の人影。

「何?オレ何かした?」

制服の持つ凄みを効かせ小走りに近づいて来る彼らを目にし、
そう思ってしまった時点で私の負けである。
(普通は「何かあったのかな?」と思うのが自然なのだろう。)
探知機のディスプレイが仕込まれている灰皿のフタを閉め、
争うつもりは無いという意志表示を込めてウィンドウを降ろす。
この時間パトカーに乗って巡回している警察官は、
大概茨城なまりの残るすこし声の高い男と相場が決まっている。
(我ながらものすごい偏見だ。負け惜しみとも言う。)

警A:「どぉしましたぁ?」(やっぱり声が高い)
オレ:「いやぁうどん屋でも行こうかなとナビいじってた所ですぅ。」
警B:「でもずいぶん遅い時間ですよねぇ。今まではどちらに?」(もっと声が高い)
オレ:「そ、そこの映画館でレイトショーを見てたんです。」
警B:「こんな遅くに映画なんてやってるんですかぁ?」
オレ:「えぇ。半券ありますよ。その映画をみたためにうどん屋でもと。」

「ずいぶん遅い時間」という言葉がプレッシャーとなる。
この時間にクルマを停めて車内でカサコソやっている自分は、
何か怪しいと疑われて然りだ。常識的に考えても。端目から見ても。
自分がいかにこの未明の疑義を晴らすため焦りの言動を興じていたか、
深夜映画の半券を警察官に見せるところなどから伝わるだろうか。
映画とうどんとの因果関係も支離滅裂だ。
うどんを食べに行くのはお腹が空いたためであって映画を見たためではない。
何もしていないので動揺する事など皆無であるはずなのに。
なかなか立ち去ろうとしない彼らに思い切って尋ねる。

オレ:「な、何かあったんですか?」
警B:「いや、そういうわけではないんですがねぇ。」
警A:「。。。ナイフ持ってたりしませんよねぇ?」
オレ:「ナイフ?ナイフってあのナイフ?」(他にどんなナイフがあるというのだ)
警A:「えぇ。ちょっとクルマの中調べさせてもらってもいいですかねぇ?」
オレ:「あぁ、いや、いいですけどナイフなんてありませんよ?」
警A:「ま、形だけですから。トランク開けてもらえます?」

車内の捜査に形だけもへったくれもあるものか。
普段からトランクへ入れる程の荷物などほとんどあったためしが無く、
たまの買い物等で大きい荷物となる場合も出し入れは常に独りで行うため、
トランクは必ず外から開けていた。つまり車内からの開け方を知らない。
このクルマに乗り換えて車内からトランクを開けた事が一度も無いのだから。
今思えばトランクを開けるためにここで降りたのがまずかった。
一言も発さず傍らに待機していた警察官Cがこの隙を逃がすはずも無かった。

警A:「。。。大丈夫そうですねぇ。不審なモノとかはありませんね。」
オレ:「ありませんありません。不審なモノ。」(いっぱいいっぱいだオレ)
警B:「これ BMW ですよねぇ。けっこうスルんでしょう?」
オレ:「いやいや速くないですそんな。BMWで一番ちっこいやつなので。」
警B:「速い?いやぁ、値段の話ですよ?」
オレ:「はぇ?いやいや高くないですそんな。中古だし。一番ちっこいし。」
警A:「ホントは速いんでしょ?確か3Lのエンジン積んでる奴でしょこれ?」(バレてる)
オレ:「いやいや速くないですホント。一番ちっこいんで。」(一番ちっこいを必死に連呼)

助手席に同乗していた友人に後から聞いたのだが、
このやりとりを行っている間警察官Cは車内に乗り込み、
グローブボックスからサイドボックスからドアポケットから全てを開き、
隅々まで隈無く懐中電灯を当てつつ調べていたそうだ。
そして彼はとうとう備え付け灰皿のフタを徐に開き、
「取締り注意!取締り注意!」※1
と捜査をしている間中ずっと金切り声を上げていた装置にたどり着く。
そして運転席に戻って事の次第を眼の当たりにした自分に、
取締りしている相手に取締り注意と叫び続ける物体を指さし尋ねた。

警C:「あのぉ。。。これ何ですかねぇ?レーダー探知機ですか?」
オレ:「あらぁ、なんだっけそれ?わかりません。」(わからないはずが無かろう)
警C:「これどう見てもレーダー探知機ですよ?自分で付けたんですか?」
オレ:「いやぁ、よくわからないです。初めから付いてたので。」(苦しいぞ)
警C:「これ灰皿に埋まってますよね。オプションか何かで付けられるんですか?」
警B:「これもけっこうスルんじゃないですか?」(何でも値段が気になるのか)
オレ:「それもよくわからないです。中古だったので。」(たのむもう聞くな)
警A:「こういうのどっかで売ってるんですか?どんくらい効くんですか?」

鬼の首を取った様な質問に攻防を繰り広げる空疎な時間を暫く過ごし、
納車当初から装着されていたので良く分からないものなのだが、
取り外すとなると輸入車のため工賃がベラボーに高いので、
運転に支障は無いからそのままにしているという理由で納得させた。
今までの一部始終をパトカーの中で待機する警察官Dが見ている事は知っていた。
きっと無線でナンバーを照合していたのだろう。その無線を拾い続けていたのだ。

その後免許証のチェックを受け、ポケットの中身を全て出させられ、
最後はバンザイをさせられ全身澱み無くベタベタと触られた。
ドラマや映画でしか見た事の無いボディチェックを初めて見た。っつかされた。
彼らの最後の言葉は「たまにいるんですよ。ナイフ持ったヒト。」

自分は彼らの眼にナイフを持ち歩く様な人物に映ったのだろうか。
自分は彼らの眼にものすごく挙動不審な人物に映ったのだろうか。
自分は彼らの眼にものすごく悪い事してそうに映ったのだろうか。
そんな自分にものすごく悲しくなった出来事であった。
明日は今日よりもう少し優しい自分になっていますように。国家権力マンセー。

※1
以下の意。誰が何と言おうと以下の意。
「近くで取締りをやってそうな緊急車両がいるっぽいので邪魔にならぬ様注意せよ!」

2008/05/03

2008/05/02のダメ人間模様

「小雨降る中、限界の向こう側を覗く。」

所属するグループがフロアを引っ越す事になり、
本日 17:00 よりその大騒ぎを決行する事になった。
所属するネットワークセグメントが変わりアドレス環境も変わるお祭りである。
以前のフロアでは素晴らしい管理者のおかげで混乱など皆無だったのだが、
今回は社内インフラを取り仕切るナントカ技術部の管理下に収まる事となり、
事前に送付されて来た手順書のあまりの意味不明さにあちこちから洩れる
「これは手順書なの?」
「私は何をすれば良いの?」
「『設定して下さい(設定は不要です)』という文章はどう解釈すればいい?」
「『設定して下さい』と『設定されている』が別内容で交互に現れる。その心は?」
といった溜め息にも似た発言を聞くにつけ嫌な予感を沸沸と感じていたが、
全く持って予感通りの「期待外れ」であった。

怒のつくハマり様が 21:00 を過ぎても続き、
ネット接続はおろか社内開発環境への接続すら満足に行かないまま、
これ以上の作業は無駄と判断し退却した。退却魂は大切だ。
この混乱の根源であるナントカ技術部の一切悪びれる様子の無い様を後目に、
打ちひしがれる様にその場を後にした。
そう、オレは疲れていたのだ。


オレ:「雨がこれ以上強くなる前に帰ろう。」

その前に済ませて。。。

先輩:「お、お疲れ。今帰り?遅いね。雨ん中一緒に帰るか?」
オレ:「お疲れス。遅いスね、お互いに。」
先輩:「どうせ独りメシだろ?一緒に晩メシ喰って帰ろうや。」
オレ:「あれ珍しいですね。奥様がご飯用意されてるのでは?」
先輩:「GWなんで昨日から実家帰ってる。」
オレ:「一緒に行かれなかったんですか?」
先輩:「ぅ、うんまぁ。。。」

。。。ぁぅ、深く聞かんとこ。

オレ:「ぢゃ、駅そばにカレー屋が出来たんで、まるっとひと呑みして帰りましょ。」
先輩:「カレーだから。呑み物ぢゃないから。」

店か、駅で済ますか。。。

先輩:「。。。でさぁ、そういう場合さぁ、やっぱエンジニアって。。。 」
オレ:「えぇ。はい。そうですね。そうですよね。確かに。。。」

話盛り上がるなぁ。。。
カレーも来ちゃったし、いまさら離席は不可能だな。

先輩:「ヤベっ電車無くなる。急ぐぞ!」
オレ:「マジっスか?走るっスか?」

あぁ、これで店でも駅でも無理か。。。
最寄り駅で済ますくらいなら家まで我慢しよ。ギリ間に合うだろ。

AD:「あの、すいません。止まって下さい。」
オレ:「。。。何かの撮影ですか?」
AD:「はい、あちらから女の子が走って来るので、それが終ったら。」
オレ:「。。。かなり限界なんですよね。。。」
AD:「げ、限界?」
オレ:「家すぐそこなんですが。。。ダメっスか?」
AD:「あぁ。。。はい、そうなんです。すぐ済みますので。」
オレ:「いゃもう。。。コンニチハしてそうな感じで。。。」
AD:「あ、そこ通りますんで。」
オレ:「ぁいや、聞いてます?」
AD:「えぇ、ちょっとそこ邪魔になりますんで。すみません。」
オレ:「あうぅ。。。」
AD:「お静かにお願いします。」
オレ:「おごぉ。。。」
女優:「タッタッタッタッタ。。。」
オレ:「ひぎぃ。。。」
AD:「ハイ OK です。」
マネ:「はぁい◯◯ちゃんお疲れー寒いよねぇ冷たいよねぇ絶対OKだよ今の。」
監督:「もいっかあぁぁい!(かなりイライラ)」
AD:「。。。あぁ、今のうちですんでお通り下さい。」
オレ:「。。。」

小雨降る中、次第に細くなる意識の先に、お花畑が見えた気がした。
小雨降る中、力強く堂々と走り抜けたあの若い女優さんが有名になりますように。

2008/03/01

2008/03/01のダメ人間模様

「休日出勤、席に座って初めてパンツが後ろ前逆と気づく。」

年が明けて初の投稿がこれというダメっぷり。末期だな。
脳内麻薬はほぼあきらめた。せめて脳内余暇が欲しい。

人間が話す言語は全て命令文に置き換えられる。
なら人間の思考も全て命令文に置き換えられるのでは?

動物の本能は遺伝子にプログラムされていると言われる。
なら、本能的な欲求はプログラムにて実装が可能ということになるのでは?

未解明のヒトゲノムはジャンクゲノムと言われる。
人間の「個」としての性格・志向性・判断傾向は、
このジャンクゲノムに潜んでいるとも言われる。
ならそのロジック(志向・思考)を何らかの形で実装し、
そのロジックに沿って何かを取捨選択し、
さらにその何かを新たなるロジックとして自ら実装し、
他とは明らかに異にする「個」を獲得する仕組みは実装可能なのではないか?

そうであるなら、人形と人間との違いは、
無機物か有機物かの違いでしかないのでは?
人間が造ったものか人間以外の何かが造ったものかの違いでしかないのでは?

気が遠くなるほどの年月をかけて進化を遂げたと言えるのなら、
気が遠くなるほどの年月をかけて宇宙という名の神が全てを創った(創り中)とも言えるのでは?
(宇宙という名の神とやらに何らかの意思があるのかどうかなんぞ知るか。)
ヒトは神が塵からお創りになったというのなら、
「神がお創りになったヒト」が造った人形は神が造ったものではないのか?
「神がお創り給うた」と「ヒトが造った」と「自然発生した」の違いは何だ?
倫理だ?宗教だ?そんなもんで本質を見極められるか。刮目しろ!
オレもお前も宇宙だろ?宇宙の一部を司ってるんだろ?胸を張れ!

。。。これがパンツを後ろ前に穿く私の最近の脳内余暇(妄想)である。

2007/12/31

2007/12/31のダメ人間模様

「年末休暇突入直後、大風邪。」

丸々2日間寝込んでしまったよのさ。勿体無い。
インフルエンザでない事がせめてもの救いか。

仕方ないのはわかるが、金融機関の閉まる年末に
「会計が出来ないので預かり金として現金壱萬円頂戴します。」
っていう病院側の対応も今にして思うと痛い。

言われた当初は「早ぉ楽にしてぇ」と身も心も激しく弱っているので、
庶民の壱萬円の価値を判断出来ず、なんぼでも出します状態になっている。
症状が良くなって食べ物を仕入れに外出し財布の中身を見た瞬間、
「ゲッツ!」となる。現金ゲッツしたくても金融機関休みっス。
まぁ開院日に行けば返してくれるんでいいけど。
新春初売りとかに行けないだけなんでいいけど。いや良くねぇよ。

「終わり良ければ全て良し。」てのは、
「終わりダメなら全てダメ。」て事か逆に言えば。ダメじゃん。

この休みは本を読んで過ごそう。
明日、この酷い頭痛が少しでも治まりますように。

2007/11/28

2007/11/27のダメ人間模様

「店で一番高い料理が、激マズ。」

それはある意味衝撃的な出来事だった。

足繁く通っていたわけではないが、
仕事帰りに夕食を取るため、たまに寄る中華屋がある。
リニューアルして間もないその店に今日は久しぶりに寄る事とした。

新メニューだろうか、「黒酢黒糖スブタ」という文字が踊っていた。
世間においてスブタという料理は微妙なポジションの様だが、
自分は決して嫌いではなく、むしろ積極的に食したいと考える。
トロっとした餡にカリカリに揚げた豚肉が絡み、
ゴロっとした大きめの野菜と共に口に放り込めば、
中華を味わう幸せを噛みしめる事が出来る料理である。

そんなスブタだが、黒酢や黒糖を使用したものにお目にかかった事は無い。
しかし白飯のおかずとしてもかなりの上位にランクするであろうこの料理、
間違いは無いと思った事が間違いだった。

他の料理より明らかに時間がかかっているところから嫌な予感はしていた。
ブツが運ばれて来た瞬間にそれは確信へと変わった。

。。。ツンと来るという言葉では足りない程の強烈な酢の刺激臭。
それに覆い被さる様にやってくる黒砂糖のどんよりとした臭み。
予想していた事ではあるが餡は見慣れた赤みがかったものではなく、
限りなく黒、いや、黒というより焦げ色と言った方が正確か。
大きめに切った野菜など見る陰も無く、あるのは肉と丸のしいたけのみ。
だが、食べてみれば意外に美味溢れる魅惑の一皿かもしれんと思い、
思い切って箸を手に取り、おもむろに口にしてみた。


マズい。


口に入れると同時に脳天をつき抜けるかのような酢と黒砂糖の臭み。
火が通っていないのかと思える程ぶよぶよと弾力のある豚肉。
スブタの肉をかじった時の幸せの瞬間「カシュじゅわぁぁ」が一切無い。
それどころか揚げた肉の衣が箸で掴んだだけでベロベロと剥がれて行く。
そのうえ激烈に甘い。マロングラッセを喰ってるのかと錯覚する程である。
白飯のおかずどころか、味もヘッタクレもあったものではない。

とてもプロの料理人が作ったものとは思えない。
とても自らお金を出して食す料理とは思えない。

しかし、戦中生まれの両親より生まれた自分が、
食べ物を粗末に扱う事を凶悪の極みと躾けられた自分が、
眼前の料理を残して立ち去る事など決して出来はしない。

それはバチカン市国の囲みの中で黒山羊の覆面を頭から被り、
「セックスドラッグロケンロー」と叫びながら悪魔崇拝を讃える以上のタブーである。
それは武装したジャック・バウアーの眼前で火を放った星条旗を振りかざし、
大統領の顔写真を踏みしだきながらコーランを暗唱する以上のタブーである。

だが、その鉄の掟は忌まわしきこの皿の半分を食したところで脆くも崩れ去った。
明らかに溶け残りと思われる黒砂糖の固まりが餡の余熱で溶け、
白い陶器の皿にベタリとへばりついているのを目にして食べるのを止めた。
つけ合わせのザーサイで白飯をかきこみ、早々に店を出た。

自宅へ帰る道すがら、いま「メシマズ」が熱い(涙)という記事を思い出した。
明日、世界が平和でありますように。

2007/11/21

2007/11/20のダメ人間模様

「目覚まし止めようとして、突き指。」

。。。今日キーボード打てるカナ?


「洗車直後のボンネットに、鳥糞。」

。。。濃色車なんで白が映えるなぁ。


「Excel自動保存に、泣く。」

オレ:ファイルサーバってバックアップしてるよね?
SE:ねーよ、んなもん。


「定時間際、稼動中のシステムにクリティカルバグ発覚。」

。。。今日、帰れるカナ?


「メガ牛丼、二杯完食。」

。。。牛丼は喉越しだよね。


明日、晴れるといいな。

2007/11/10

ドライビングの極意

前回の投稿では変に誤解を招いてしまいそうな記載をしてしまった。
まるでスパルタチックな指導員が受講生をビシバシ鍛えるようなイメージだ。
そんな事は一切無く、物凄く丁寧に且つわかりやすく親切に教えてもらえた。

ドライバートレーニングは富士スピードウェイショートコースで行われた。
講師はレーシングドライバー経験者であり、横暴なそぶりなど一切存在しない。
スタッフも教育が行き届いているようでサービスも丁寧だ。
フリードリンクが至る所に用意され、喫煙も車外の指定場所ならいつでも可能だ。
終始リラックス出来る雰囲気の中、最高の受講環境が用意されていた。

あの投稿で記載した内容は自分の心に戒めとして響かせた「第三の声」のようなもの。
ドライバートレーニングは自分にとって非常に有意義なものであった事は間違いない。
そんな書き方をしてしまった己の心の弱さと文章の拙さを反省し、
受講して得たスポーツドライビングの極意を備忘録としてここに記載する。


ドライビングポジションについて:
運転はリラックスした状態で行うべきだが「リラックス」と「楽」は全く違うもの。
必ず腰を座面に密着させる事。腰が支えられないと疲れが溜り痛みも発生する。
人間は連続するストレスに対しては時間を追うに従って慣れが生じる。
よって座り始めは窮屈に感じていても長く続くと気にならなくなる。
左フットレスト(マニュアルならクラッチ)をしっかり踏んで膝下を意識し、
圧迫感を感じればシート前後位置は後ろ過ぎ、スカスカなら前過ぎ。
背もたれの角度はハンドルの一番上を持って決める。
もし肩甲骨が背もたれから離れる様なら角度は寝すぎている。
ハンドルを操作した際に肘が伸び切ってしまう事がある場合はポジションを再考せよ。
人間の腕は肘が少し曲がっている方が楽に動作させられる。
無意識にバイバイをやってみるとわかる。肘を伸ばしてバイバイする人はいない。

急制動について:
急ブレーキを踏み続けている間でも上半身はリラックスしていなければいけない。
上半身に力が入っているとブレーキ以外の操作がスムーズに出来なくなる。
ABS が装備されていればブレーキを踏んで制動力をかけ続けながらも曲がる事が可能。
よってクルマが停止するまで踏み続けなければ ABS の恩恵を出し切る事は出来ない。
ABS の性能はかなり向上しているが交通事故は減少していない事実を忘れてはいけない。

ハンドルについて:
ハンドルは持つもの。握ってはいけない。握れば手首の動きが悪くなる。
左手なら9時から時計回りに4時まで、
右手なら反時計回りに3時から8時までをワンアクションと考える。
峠道のタイトな低速ヘアピンカーブを除けば、
そのワンアクションで日本の道路ほぼ全てのカーブを曲がる事が出来る。
「どれだけのスピードでどれだけ切ればどういうラインを通るか」を常に意識し、
そのワンアクションの範囲内での上記のライン感覚について精度を上げよ。

コーナリングについて:
コーナリング中に加減速を行わなず(パーシャル)、
ハンドルの切り量を変えなければ安定したコーナリングを行う事が出来る。
よってライン感覚の精度が高ければそれだけ安定して速いコーナリングが出来る。
コーナリング中にハンドルの切り量を変えず加速を行うとラインはふくらむ。
これをアンダーステアという。「肝心な所でアンダー出しちゃった」というアレである。
その状態でさらにハンドルを切り込めば確かに曲がる事は曲がる。
だがある速度域からハンドルの応答がおかしくなる。
その時フロントタイヤのキャパシティは進む力に偏っており、
曲がる力にキャパシティを割く事が出来ない状態でいる。
そこからさらに曲げようとハンドルを切ってしまうと、
フロントタイヤの曲がる力は一定の能力を保つ事無く逆に減ってゆく。
DSC という安全装置はこの挙動を感知して介入して来る。

テールブレイク時の対応について:
カウンターステアは当てようとして当てるものではない。
進行したい方向にクルマを向けるという意識でハンドルを切ればで自然と当たるもの。
接触する事を気にしてガードレールを見てはいけない。
ドライバーは自分の視線を向けた方向にクルマを向ける動作を無意識に行う。
よってカウンターステアを当てている間も視線は常に進行したい方向を見続けよ。

スムーズドライブについて:
安全な運転=「急」のつく操作を行わない運転=スムーズな運転と考えよ。
スムーズな運転(スムーズドライブ)はスムーズな操作から生まれる。
スムーズな操作とは「同乗者が操作し始めともどしの挙動が分からない」操作と考えよ。
操作し始めだけをスムーズにするだけでは不十分。
操作を終える時に「もどす」操作を行うはず。
その「もどす」操作も意識的にスムーズに行う事でスムーズドライブは完成する。
スムーズ=低速走行ではない。スムーズでもスポーティな走りは可能。
スムーズに操作してクルマの 100% の性能を出す事がスポーツドライブと考えよ。

スムーズな操作について:
ブレーキ、ハンドル、アクセルについて始めはまろやかな入力を心がける事。
そして必要な量だけ徐々に操作の入力を行えば全てがスムーズに操作可能。
クルマは入力量を急に与えてしまうと各パーツに反発力を生じる。
この反発力が挙動を不安定にさせる要因となり、
負の方向の力が加わる事で実は遅くなる要因ともなる。
(アクセルを素早く踏み込むと実はクルマが遅くなる等)
しかしスムーズな入力を行えば同じ入力量でもクルマは意外なほど粘ってくれる。
この各パーツやクルマ自身の「粘り」を常に感じ、意識する事。
蛇足だがここで言う入力量とは以下を指す。

・ブレーキの踏み込み量
・ハンドルの切り量
・アクセルの踏み込み量

スムーズアクセルの練習法:
スムーズなアクセル操作の練習はギヤをセカンドに入れっぱなしでしばらく走ると良い。
その状態ではアクセルをスムーズに踏み込み、スムーズにもどさなければ挙動が安定しない。
D レンジにシフトした状態でもセカンド固定時の操作を意識的に行う。
そうすればスムーズなアクセル操作は確実に出来ているはず。
コーナー直前ではなく手前からアクセルをジワッともどす事。
ドライバーはアクセルをもどした時点で加速が終了すると感じるものだが、
ジワッと徐々にもどすと加速は弱まるが終了はしていない。
実は自分が感じている以上に加速しており、
さらにその加速はコーナー直前まで続いていたりする。
マニュアルでも一段上のギヤで操作すれば基本は同じ。

早めにアクセルをもどす理由:
加速中は視界に写る風景も当然加速度に応じて動的に変化してゆく。
その加速感がドライバーの体感速度を麻痺させ、実速度以上に速いと感じさせる。
つまりその状態では体感速度と実速度が実は一致していない。
よってコーナリング手前のブレーキを無意識に多めに踏んでしまう。
加速が弱まればスピードが一定に近づくため視界の動的変化が弱まり、
体感速度と実速度が一致して来る。
そこで必要なだけのブレーキ量を正確に判断する事が出来るようになり、
適切なコーナリングスピードで曲がる事が出来る。
それはコーナリング直前まで加速し続けた場合より明らかに速いはず。

コーナー出口のアクセルオンのタイミングについて:
まず視線を常に出来る限り遠くに持って行く事。
コーナーを曲がっている間は当然曲がるためにハンドルを切っており、
そのハンドル位置は一定しているはず(ハンドルピーク)。
そのハンドル位置がコーナー立ち上がりのために変わり始めた(もどり始めた)ら、
スムーズにアクセルを踏み始めて加速する。
ハンドルピークが変わるタイミングがアクセルオンのタイミングと考えよ。
アクセルを踏み込む度合いをハンドルを戻す量とシンクロさせられれば尚良し。

視線について:
視線は自分が思っている以上に重要なので意識し過ぎかと思うくらい意識する事。
クルマは視線の方向に行くものと考え、出来るだけ遠くに視線を向けよ。
そうする事で「道のどこをどの様に通っていくか」というラインのプランが早くに出来上がり、
目先の判断を直前に処理する必要が無くなるためドライビングに余裕が生まれる。
余裕が生まれればそれだけ速度を上げることが出来るため速くなる。
速度を上げると動体視力との兼ね合いでしっかりと認識できる視界が狭くなる。
視界が狭まると視線を遠くに置く事が難しくなって来る。
よって速度のリミットは視線を遠くに持って行けないと思った所と考えれば良い。


外の空気はキリッと引き締まっている。
紅葉の色づきも程良く進んでいる事だろう。
では、蕎麦を食べに行くとしよう。戸隠まで。

2007/11/07

ドライバートレーニング

初夏の日差しが眩しい日にクルマを買い替えた。
あんなに気に入っていた以前のクルマ、
まさか2年も乗らずに買い替えるとは思わなかった。
だが、どうしてもマニュアルミッションに乗りたくて無理して買った。

世界中のメーカーが手本とする洗練されたスポーツセダンから、
火を吹かんばかりにホットなスポーツハッチへ。
乗り換えたクルマの名は BMW 130i という。

セグメント唯一の FR 駆動。
剛性のカタマリのような頑丈なボディ。
完全バランスの直列6気筒。
ポルシェボクスターにも肉薄する動力性能。。。
と、謳い文句を挙げればきりがないが、とにかく楽しい。
どこがどう楽しいのか、詳しい事は次の機会に譲るが、
開発者に「大人のオモチャ」と言わしめるほど楽しいクルマなのだ。

だが、いかんせん速い。何にせよ速い。とにかく速い。速すぎる。
憧れて、恋焦がれて、夢にまで見て買ってはみたものの、
このクルマの旨みを出し切れる程のウデが無いのだ。
このクルマの楽しみを味わい尽くせるだけのウデが無いのだ。

なので BMW 主催のドライバートレーニングを受ける事にした。

「恐い思いをする挙動をあえて体験しろ!」
「頭で考え体で感じろ!」
「タイヤが鳴く直前までスピード出せ!」
「おまえがなぜ出来なかったのか課題を見つけて帰れ!」

。。。めさめさ攻めの姿勢満々ぢゃねーか。
初心者歓迎のコンパクトスポーツというコースだったのに。
「みんなでサーキット走行を体験してみようぅ!」とかだと思ってたのに。
オーナーの集うお楽しみイベント程度だと思ってたのに。
さすが駆け抜ける歓びの BMW だ。走りを忘れぬ BMW だ。

オレが甘かった。オレが悪かった。オレはヘタだった。。。ヘコんだ。orz

2007/10/14

再起動

長らくこの blog への投稿作業から離れていたが、
というよりも自宅からネットアクセスする事をほとんどしていなかったのだが、
ようやく仕事が落ち着いてきたのでそろそろ再起動してみようと思う。

直前の投稿からたどって読み返してみると、
なんだか追い込まれていたのだなと我ながら思う。
今となっては良い苦労だったと思えるのだが、
当時は逃げ出したくて仕方が無かった。

入社当時「この会社でお前しか出来ないものを築け」と言われていたが、
自分しか出来ないものあると実はものすごく大変だ。
それがどれだけ重要かは自分にしか分からないし、
それがどれだけ大変かも自分にしか分からない。
それをどうやって実装するかは自分しか考えられないし、
それをどうやって運用するかも自分しか考えられない。
まわりはこちらの事情を一切知らない(ってか知ろうともしない)。
だからこちらを立てるためあちらの事情も自分が考えなければならない。
社外への提案はおろか社内の説得も自分がやらなければならない。

だから全て逆に考える事にした。

こちらはスゲー重要なんでそちらを作り直してねとか。
こちらはスゲー大変なんでスケジュール調整してねとか。
こちらの実装は好きにやらせてもらうんでそちらはこちらに合わせてねとか。
運用はこちらの事情中心に考えますけどすべてやるんで文句言わないでねとか。
そうすると段々と主導権がこちらに移って来た。
こちらとしても歩み寄らないつもりは無かったが、
段々と「こちらはこうですから」という台詞が紋所みたいになってきて、
そのうちこちらに従うようになっていった。楽になった。

しかしこれはあまり良い形とは言えない。とは言え何が良い形かはわからない。
これから何が良い形かを自分なりに模索して行くつもりでいる。
まずはこちらの事情をもう少し深くそちらに知ってもらう事から始めよう。


以下独り言。

肉体改造なるものはどこへ行ってしまったのか。いまやすっかりリバウンド。

システムエンジニアの仕事は文書を作る事だという事をつくづく思い知った。

今回のお客さんは非常に厳しかったが、本当に勉強になった。有難い人達だ。

Ruby on Rails を知る前にウェブシステムを知るべきだ。CGI から勉強せぇ。

あんなに気に入っていた 320i を一年足らずで手放して 130i を貧乏買いした。やはり MT は面白い。

昔から行ってみたかった恐山についに行ってきた。想像を超えた世界が広がっていた。

自分の運転はヘタな方ではないと思っていたが実はヘタだった。良かったのは急制動だけだ。

2007/04/01

夜桜

人語をしゃべるペンギンが踊り狂うCG映画を見た帰り、
以前住んでいた文京区小石川の播磨坂桜並木の桜を見に行った。

街灯に照らされた桜はまさに満開に咲き誇っており、
深夜のひんやりとした空気と相まってか、
幽界に通じる妖しさすら漂わせているかの様だった。

学生時代の全てを過ごした街並は以前とあまり変わっておらず、
懐かしくも切ない風景に不自然なほど美しい夜桜が映え、
何故かとても不思議な気持ちになっていた。
夜中という事で人もほとんどおらず、
心ゆくまで愛でる事が出来たのだが、
どうにもいたたまれなくなり早々にその場を後にした。

理由は何となくわかっている。
心の拠り所にするだけなら良いが、
それ以上のものを求め始めていたのだろう。
それが嫌だった。

明日から新年度が始まる。
次回はそうならない自分でこの桜を眺めていたい。

2007/02/25

惨敗

本日の試験に向けてあらゆる活動をストイックなまでに自粛・規制し、
己のリソース(時間、脳味噌、情熱、etc.)を試験勉強に注いだつもりだ。
試験終了時点で惨敗を自覚。自己採点する事で惨敗を確信。
試験が終るまであっという間だったのよさ。
はぁ。。。この何ヵ月か、何をやっていたのだらぅ。

以下、独り言。

楽しいとか面白いと思えない事は身につかない自分だ。
「けっこう面白いじゃん」とか思い込んで勉強していたつもりなのだが。
今後の仕事に絶対にプラスとなる事なのに。スッゲーダメ人間やんか。
いや、自分をダマせる程の嘘つきではないという事か。
それはそれである意味カッコイイな(自己癒し中)。

体重が戻りつつある。何とかせねば。
何だかんだ理由をつけてサボっていた事に変わりは無い。
でも焦るな。まずはエクササイズ再開の目処を立てよう。
そして試験勉強との両立を計ろう。日を分けてみたりしてな。
エクササイズを終えた後の爽快感を思い出そう。
そして、長い目で、かつあたたかい目で自分を見守ろう。

ビックマックは喉越しで味わう。メガマックも同様。
↑こんな事言ってるからリバウンドするのじゃ。

3ヵ月以上放ったらかしてしまったので洗車屋でコーティングメンテしてもらう。
ディーラーにて E46型M3 の認定中古者に遭遇。
目を疑うような良心的値段に思わずウヒョーとか叫んでしまった。
今のクルマは前のクルマを洗車した帰りにフラッと寄って買ってしまった。
洗車してここのディーラーに行くと何かが起こる。
ローン見積見てようやく冷静になれた。安いとは言え今のオレではこの支払は無理。
それよりも擦り減ったタイヤを何とかせねば。比麗履、美酒乱、具度嫌亜。。。

かなり信用していた「あるある」だが、こんな実態だったとは。
「己の感性を信じ決してメディアに踊らされるまじ」的スタンスが好きな自分だが、
こうまで逆を行かされていたとは。呆れたを通り越して悲しくなっていた。
でも晩飯にキャベツと豆乳はしばらく続けよう。そうしよう。
千切りキャベツに塩を少し振って醤油たらして食べるのが好き。
無くなってくれるなよ、西友の千切り済キャベツ(100円)。

2006/11/04

白日 3rd Impact

2006/11/03 現在の数値

体重:116.6kg(+3.2kg)
体脂肪率:36.2%(+2.3%)
骨格筋率:27.3%(-1.3%)
内臓脂肪レベル:25(+2)
基礎代謝:2237kcal(+21kcal)

orz
orz
orz
orz

物凄いインパクトだ。太ってるがな。orz
あぁ見たくねぇ見たくねぇ。orz
今年白日に晒した結果と比べると嗚呼。orz
っつか、わかってたけどね。orz
体がかなり重く感じてたしね。orz
日々の運動など見るも無残だね。orz
日々の食生活も堕落してたしね。orz

DS:「時間が無いのはわかるけど工夫して進めなきゃね。」
オレ:「はい。」
DS:「時間をうまく見つけて30分だけでも漕いだりね。」
オレ:「なるほど。」
DS:「30秒ストレッチも思った以上に効果あるからね。」
オレ:「そうですか。」
DS:「サボる理由はいくらでもあるけど続ける理由は君自身だからね。」
オレ:「はあ。。。」
DS:「このままでいるというのもひとつの選択肢ではあるけど。」
オレ:「。。。。」
DS:「それはつまり君という男は所詮その程度だったという事になるけど。」
オレ:「っつか、あなた誰ですか?」


2006/10/18の肉体改造
運動時間:65分06秒
走行距離:31.19km
消費カロリー量:710kcal

2006/10/20の肉体改造
運動時間:65分25秒
走行距離:30.75km
消費カロリー量:700kcal

2006/10/23の肉体改造
運動時間:65分46秒
走行距離:30.72km
消費カロリー量:700kcal

2006/10/24の肉体改造
運動時間:65分05秒
走行距離:31.12km
消費カロリー量:708kcal

2006/10/28の肉体改造
運動時間:110分05秒
走行距離:50.37km
消費カロリー量:1147kcal

2006/11/03の肉体改造
運動時間:103分57秒
走行距離:43.84km
消費カロリー量:999kcal

2006/10/16

2006/10/16の肉体改造

2006/10/14の肉体改造

運動時間:65分09秒
走行距離:31.36km
消費カロリー量:714kcal
BGM:Raw Like Sushi 2 / Mr.BIG


2006/10/16の肉体改造

運動時間:66分03秒
走行距離:30.81km
消費カロリー量:701kcal
BGM:Jaco Pastorius / Jaco Pastrius


をいをい。なんでこんなにサボってる?
をいをい。当初の誓いはどこ行った?
をいをい。食事内容が元に戻っていないか?
をいをい。なんで夜眠れないんだ?
をいをい。なんで休みの日に18時間も眠るんだ?
をいをい。長淵剛が深夜バラエティでカラオケBOXで歌っとる。

をいをい。クルマ買ったの今年の4月だろ?もう?

2006/09/24

2006/09/23の肉体改造

2006/09/23の肉体改造

運動時間:67分09秒
走行距離:30.73km
消費カロリー量:700kcal
BGM:Paris Blue / Kyle Eastwood


まずいな。前回の運動から一週間以上間を空けている。
次の白日は9月末だというのに。すぐそこだというのに。
最近カラダスキャンにも乗らなくなってしまった。
せっかくだから9月末まで現状を把握せずにいようか。

今更ながら Struts の研修を受けてきた。
たった二人しかいなかったよ。
Java で Web システムを構築する際には
Struts の使用はもう当たり前ということか。
Java を知れば知るほど生産性に疑問を感じる。

OS が吹っ飛んでしまった ThinkPad を何とかせにゃならん。
FreeBSD を入れてみたが、その流儀の違いにかなり難儀。
っつか、UTF-8 に難儀。まだ過渡期だっつの(オレ的に)。
このまま行くか、Debian に戻そうか真剣に検討中。。。
間を取って DebianGNU/kFreeBSD ってのもあるけど多分後悔する。
ちなみに怪しい MacOSX はブッちぎりでCPU パワー足りなくて断念。orz

2006/09/15

2006/09/15の肉体改造

2006/09/15の肉体改造

運動時間:65分08秒
走行距離:30.53km
消費カロリー量:702kcal
BGM:The Seventh One / TOTO


宇都宮在住のメダカロック氏と奥様との間に第一子誕生。
学生時代の同期と後輩の夫婦。めでたい。おめでとう。
二人の迷惑顧みず、当然ながら拝顔しに行ってきた。
かわいい女の子だったよ。こちらまで幸せな気分になった。
その前に餃子をたらふく喰ったのは言うまでも無い。

そこで宇都宮はJAZZの街という事を初めて知った。
世界のナベサダの出身が宇都宮という事だ。知らなんだ。
ロベン・フォードもリチャード・ボナも、
ナベサダバンドで鍛えられたミュージシャンに只者はいない。

自宅で使用している ThinkPad に dist-upgrade をかけてみた。
ある程度予想はしていたが、ものの見事に吹っ飛んでしまった。
吹っ飛んだというのは正確ではない。まともに動かなくなった。
それを世間では吹っ飛んだというのか。そうか。orz

飛んだのは OS だけでハードはまともに動いている。
出来る限りのファイルサルベージを行っている。
せっかくなのでゼロから OS 入れて環境作り直してみよう。

仕事で使用している私物ノートが Debian なので、
せっかくだから違う OS を試してみようか。
フロッピーでインストーラが立ち上がって、
ネット経由でインストールが可能な OS で、
当然 Free でないとダメダメダメなのだが、
そんな OS って Debian か FreeBSD しか思いつかない。
理研のページ覗いてみたが、やはりそうだ。
Free でなければ面白そうなヤツもひとつふたつ思いつくのだが。
Intel アーキテクチャで動く怪しい MacOS ってどうやって入手するんですか?

2006/09/11

2006/09/11の肉体改造

2006/09/11の肉体改造

運動時間:65分13秒
走行距離:31.38km
消費カロリー量:714kcal
BGM:one hundred and rising / incognito


2006/09/10の肉体改造

運動時間:65分06秒
走行距離:30.90km
消費カロリー量:703kcal
おとも:F1 Italia Grandprix


渇望していた映画「太陽」をようやく見る事が出来た。
まず印象に残るのは「イッセー尾形って凄いな」だった。
自分の記憶に残る昭和天皇と恐ろしく似ている。
形態模写的な「似ている」ではなく、醸し出す空気が似ている。
ここまで雰囲気を出す事の出来るイッセー尾形って凄い。

この映画に描かれるテーマに安っぽいメッセージは存在しない。
現人神という世界でも稀有の存在におかれた天皇が、
敗戦という状態の中で対峙するあらゆる苦悩が全てであった。
それらは見る人によってそれぞれ捉え方が違う事になるだろう。
思想、宗教、バックボーン、男性、女性、etc.
これが芸術作品というものか。見る事が出来て良かった。

この映画のおかげで家の近所に駐車場付のシネコンがある事を知った。
クルマで10分ほどの距離にシネコンがあるのはありがたい。
そこで恐ろしく見たい映画を発見してしまった。
「笑う大天使(ミカエル)」
。。。川原泉のマンガ初映画化作品。侮れんなシネマイクスピアリ。
スタッフ・キャストから見ても後悔する事は目に見えている。
しかしこのオレが、川原泉ファンこのオレが見逃すわけにはいかないだろう。

とは言え、とは言えだ。
「良いものは良い」が持論のこのオレをもってしても、
面白いマンガなら少年少女問わず読み込むこのオレをもってしても、
見たい映画はたとえ独りでも楽しむ事の出来るこのオレをもってしても、
この映画を独り見るのはちと恥ずかしいぃ。
「笑う大天使(ミカエル)大人イチマイ」って言うのはちと恥ずかしいぃ。
スクリーンに独り颯爽と突入するのはちと恥ずかしいぃ。
がっくり肩を落して映画館を後にするのはちと恥ずかしいぃ。

2006/09/08

2006/09/08の肉体改造

本日の肉体改造

運動時間:65分40秒
走行距離:30.72km
消費カロリー量:700kcal
おとも:ルパン三世SP セブンデイズ・ラプソディー


。。。こんなにキレの無い一本ものルパンも珍しいな。
脚本が悪いのか、監督が悪いのか、つまらんな。。。

忙しい合間を縫ってラリー・カールトンとロベン・フォードのライブを楽しんだ。
翌日の打合せ資料作成がままならなければ見逃す事を覚悟していたのだが、
方々のご協力により何とかこなして南青山のブルーノート東京へ足を運ぶ。
Start 21:30 という事実と間に合うだろうかという思いが向かう足を押し早める。
幸か不幸か、演奏開始は 22:00 を過ぎていた。タクシーでの帰宅確定である。

名義上はラリー・カールトンのヘッドライナーライブである。
オーディエンスのほとんどはラリーのファンであることは仕方が無い。
ロベン・フォードはあくまでもゲストなのだが、
自分の目当ては当然ロベン・フォード大師匠である。
極上のトーン。詠いまくるフレーズ。恐ろしいまでのセンス。
そのギタープレイはスタンダードとアヴァンギャルドの融合。
どれを取っても素晴らしい。その一言に尽きる。
その生のプレイを初めてこの目に、そして耳にする事が出来るのだ。
その状況で私が、この私が興奮しないわけがない。

ロベンが登場した時、その神々しいオーラに鳥肌が立った。
滲み出る雰囲気というものが他のミュージシャンと明らかに違う。
オーバーかも知れないが、まるで仏像を見ているかの様な気になった。

彼のプレイが始まると全く身動きが取れなくなった。
あまりに素晴らしいプレイのため聴き惚れてしまうからなのだろうか。
一挙手一投足をこの目にこの耳に焼き付けようと必死だったからだろうか。
ハワード・ダンブルからほとばしる彼のトーンに吸い込まれそうになる。
いや、本当は逆なのだろう。彼のトーンが入り込んで来るのだろう。
ライブを見た後でもどんな演奏だったかを割りと克明に覚えている方なのだが、
不思議な事に彼のプレイはあまり良く覚えていない。
その素晴らしさの記憶だけはあるのだが。全くもって不思議だ。

20年くらいかかるだろうか。あるいはもっとかかるだろうか。
いつかロベン・フォードになろうと思う。せめて体型くらいは。orz

2006/09/01

2006/08/31の肉体改造

本日の肉体改造

運動時間:65分08秒
走行距離:31.01km
消費カロリー量:706kcal
おとも:Hellsing 2


昨年の6月頃から始めた肉体改造。
昨年の7月21日から始めた肉体改造記録。
気がつけば1周年を超えていたでわないか。
昨年の記事タイトルがカブッてしまっていた。
ここらで西暦表示を入れてやらねばな。気づくの遅!
というわけで本日よりYYYY/MM/DD表記とする。

ついでというわけではないが、ホームページ作った。

MC:「何故この時期に作ったのですか?」
オレ:「タダで作れるという事を初めて知ったので。」
MC:「どうして今までその事実を知らなかったのですか?」
オレ:「ボクもどうしてなのか知りたいです。」
MC:「『海がこわいです。』というページタイトルにはどんな意図が?」
オレ:「いや、海っていろんなイミでこわいので。」
MC:「大自然の脅威ですか?深いですね。。。海のように。」
オレ:「うまいですね。そればっかりではないですけどね。」
MC:「それはどの様な含みがあるのですか?」
オレ:「別に含んでないですけど。海の住人て何かこわそうだし。」
MC:「サメとかですか?猛毒クラゲとかですか?」
オレ:「。。。サ、サーファーとか。」
MC:「はぃ?」
オレ:「あ、いや。。。いずれ海パン履いて海行けるよーになりたいです。」
MC:「? まぁ、海が好きと言える時が来ると良いですね。竜之介の親父の様に。」
オレ:「ってか、あなた誰ですか?」

2006/08/27

8/27の肉体改造

本日の肉体改造

運動時間:65分05秒
走行距離:31.08km
消費カロリー量:708kcal
おとも:Hellsing 2


8/20の肉体改造

運動時間:70分17秒
走行距離:30.75km
消費カロリー量:700kcal


ボーと見ていた「あるある」で内臓脂肪を減らす方法を知った。
酢と大豆を別々の食事で摂取する必要があるらしい。
大豆タンパクは酢と合わさると凝固してしまい吸収されにくくなってしまう。
大豆は昼食で冷奴、朝食で豆乳を取っているので問題ないが、
そういえば最近黒酢を摂取していない事に気づく。
黒酢は野菜ジュースと混ぜて朝食に取る事にしよう。
豆乳は夕食に回す事にしよう。そうしよう。

映画「UDON」見てきたが、想像していた程のインパクトは無かったな。。。
しかし、讃岐うどん王道5軒がそのまま映画に出て来たのには驚いた。
「おぉ!山越だ!なかむらだ!長田だ!山内だ!谷川だ!」
一屋も出て来ていた。うーん、それが一番のインパクトだったな。
鑑賞後、夜中までやっているうどん屋でぶっかけを食した事は言うまでもない。

実は今「UDON」以上に見たい映画がある。
終戦直前の昭和天皇ヒロヒトをロシア人監督が描いた「太陽」という映画。
イッセー尾形が演ずる昭和天皇が凄い。ゾッとする程似ている。
これ、マジで見たい。ものすごく見たい。
その思いこそが自分が昭和生まれである事を如実に物語っている。
単館上映から色々な映画館で上映されるようになったが、
オールナイト上映はやってくれなそうだ。残念。

そうこうしているうちに予約していた「Hellsing OVA 2」がやって来た。
かなり良い出来に驚く。原作を忠実に映像化してゆく姿勢に好感を覚える。
これはこれでかなり良いのではないだろうか? 3 にも期待しよう。

2006/08/20

8/19の肉体改造

本日の肉体改造

運動時間:65分20秒
走行距離:30.73km
消費カロリー量:700kcal
BGM:Autumn / George Winston


UDON という映画が来週公開となる。当然見る。
「踊る大捜査線」チームが手掛けるというだけでも十分。
讃岐うどんの本場香川を舞台にした UDON に纏わる話というだけでも十分。
正直どの様なストーリーなのかは分らないが、
何といっても予告編で喰ってるうどんが本当に美味そうだ。
眠気と闘いながら走り続けた讃岐うどんキャノンボールを思い出す。
今ここにその軌跡を記す事とする。


金曜日22時。期待と不安を胸にガス満タンにて満を待して出発。

東名高速浜松付近。強引な割り込み、時速 70km で2車線封鎖、
まさにやりたい放題の大型トラックに閉口。引き返そうか真剣に悩む。

中国道。こんどはなにわナンバーのタクシーのマナーの悪さに閉口。
ここで引き返すわけにはいかないので気合いと根性で乗り切る。

土曜日5時前。うっすらと明るくなる空の下明石大橋を渡る。
自分以外にクルマはいない。アクセルベタ踏み。
うどんは。。。ぁいや、香川はもうすぐだ。

土曜日6時20分。一軒目味見亭到着。
讃岐うどんキャノンボールの記念すべき一杯目。
人気メニューのぶっかけうどん(小)を食す。
氷水で締めたうどんのカッチリそしてモチモチとした歯ごたえ。
今まで経験した事の無いツルっとした喉越しの良さ。
これは一体何なのだろう? 美味い!
もう一杯行きたい所をぐっと堪えて次の店へ。

二軒目手打ちうどん一屋到着。
開店15分前に着いてしまったが、もう営業しているようだ。
だだっ広い駐車場のド真ん中にクルマを停め店内へ。
ここでも人気メニューをチョイス。かけうどん(小)を頂く。
開店直後であったため打ちたて茹でたてのうどんを食す事が出来た。
粉の甘さがわかるうどんて凄いな。こんなの初めて食べた。
濃厚なだしの香りに後ろ髪を引かれつつ次の店へ。

ここからが本命讃岐うどん王道五軒コース。
王道の店はほとんどが昼過ぎには閉まってしまう。
よって本命を確実に押えるためこのタイミングで一気に回る。

三軒目なかむらうどん到着。
「ご主人、ネギは?」「裏の畑から抜いてこい。。。」
この伝説は看板も無く幻と言われるこの店の初代ご主人が作ったと言われる。
住所は分っているのでナビまかせで行ってみたが、案の定見つけられず。
クルマが停められそうなスペースを見つけたので地図を再確認する。
すると、すぐそばの床屋さんのご主人がツカツカとやって来た。
「うどん屋やろ? ここの道を曲がってな、その先を。。。」
怒られるのかと思いきや親切に道を教えてくれた。
こうやって路頭に迷う県外ナンバーのクルマが後を絶たないそうだ。
おかげで何とか見つける事が出来た。しかし開店9時の90分前に着いてしまった。
時間潰しがてらお礼がてら先程の床屋さんで散髪してもらう。
思いがけず地元のヒトとの交流が出来て良かった。
待ちに待ったかけうどん(小)はいりこの香り高い美味であった。

事前にわかっていた事だが、本場讃岐のかけうどんは2種類ある。
茹で釜から揚げたばかりの熱いうどんに熱いだしをかけた「熱いかけ」。
釜から揚げたうどんを冷水で締めた後熱いだしをかけた「冷たいかけ」。
一屋で熱いかけを食べたのでなかむらでは冷たいかけを食べたかったのだが、
「熱いの?冷たいの?」と聞かれ、だしの事だと思い「熱いの」と答えてしまった。
この店はうどん本体が熱いのか冷たいのかを選ぶだけだった。
そこに熱いだしをかけるか冷たいつけ汁をかけるかは自由であり、
その作業自体も自分で行う。これぞセルフである。
手渡されたどんぶりにはアツアツのうどんが盛られていた。orz

四軒目山越到着。
店付近には丁寧に看板が掲げられており迷わず到着。
店近くの大駐車スペースは開店間も無いというのにどこも満車に近い。
二人の誘導員が無線で交信しながら汗だくで出入りをさばいている。
この二人の無線のやりとりが漫才の様で物凄く面白かった。
案の定かなりの行列を成していたが回転が良いためすぐに入店出来た。
食べなければ後悔すると言われる釜揚げ卵うどん(通称かまたま)を食す。
王者の店と言われる由縁はこれかと思わせる味。めさめさ美味い!
予想を遥かに上回る味に感動しつつ次の店へ。

次の店への道程は思いがけず極上のワインディングロード。
このキャノンボールは装着したビルシュタインサスの慣らしも兼ねている。
願ったり叶ったりのシチュエーションにまず感動する。
ほとんどロールする事無くスルリスルリとコーナーを駆け抜ける。
それでいながらピョンピョンと跳ねる事無くしっかりとした接地感。
ビルシュタインサスのスタビリティの高さにさらに感動する。
町を抜ければすぐにワインディングが広がる四国。
ちょっと走れば極上のうどんが食べられる四国。
よいな。住みたいな。四国。

五軒目谷川米穀店到着。
ここも開店前に到着してしまい、炎天下でかなりの時間待つ事になった。
文字通り店のそばを谷川が流れ、水の音が涼しげだ。だが物凄く暑い。
仰ぐものも無く帽子も無く、このまま熱中症になるのではという所で開店。
ホントに美味いのか?と話を聞く度に思ってしまうしょうゆうどんを食す。
冷たいうどんにネギ、唐辛子、すだち、醤油をかけてかき混ぜる。
うん。。。食べられる。どちらかと言えば美味いものだ。
うどん自体が美味でなければこうはならないだろうけど。
だが、もう一回行くかと言われれば「誘われれば」と答えるだろう。
有名になって態度が突然素人NG風タカビーになった様な店員の応対にヘコみつつ次へ。

六軒目長田うどん到着。
前の店の事もあり「初めてなのですが注文方法を教えて下さい」と謙虚な姿勢で。
するとおかみさんが懇切丁寧に教えてくれた。ぅぅ。。。優しいな。
釜揚げ(小)を注文し、教えのとおりしょうがとつけだしを用意して待つ。
出て来たうっすらと黄金色の釜揚げうどんは太めでアツアツ。
しょうがとネギを効かせたつけだしに潜らせツルっと頂く。
美味い。。。喉越しと粉の味、そしてそれらとつけだしとの相性が絶妙。
ここの釜揚げを食べずして釜揚げを語るなかれと言わしめる味を堪能した。
つけだしまでキッチリ飲み干し、塩分過多を心配しつつ次の店へ。

七軒目山内うどん到着。
山の中にポツンと存在する、本命王道コース最後の店。
今まで我慢していたてんぷらをここで解禁。
注文の仕方が悪く食べられずにいた「冷たいかけ」をここで食す。
ここの「冷たいかけ」は「ひやあつ」と言うのだそうだ。
「ひやひやのうどんにあついだしをかけたもの」という事だろう。
ひやあつ(小)にてんぷら数点を盆にのせ勘定を払う。
500円玉でおつりが来たよ。なのにうどんはめさめさ美味いよ。
思わずすかさずもう一玉おかわりしてしまいましたさえぇえぇ。
お店のヒトから「足りなかった?」とやんわりツッコミ入りましたさえぇえぇ。

王道五軒を回り切った所で睡魔に襲われる。
前日から睡眠を取る事無く走り回り、腹もふくれた事もあるのだろう。
このタイミングで仮眠を取れる施設は事前にキッチリ押えてある。
ホテルや旅館ではない。なぜならここはあくまでも「仮眠」であるから。
「キャノンボール夜の部」が控えておりますものではーい。

4時間程仮眠を取り、風呂に入ってさっぱりした所で八軒目いろり屋到着。
今までの店は讃岐うどんの王道、スタンダードを巡って来たが、
ここでは毛色の変わった煮込み、人気メニューの打ち込みうどんを食す。
いろりの前で今か今かと待つ事30分。グツグツと音のする鉄鍋が到着。
ほっこりと火の通った大きめの野菜、煮込まれてもコシが失われないうどん。
なんて美味い煮込みうどんなのだろう。そして、なんて優しい味なのだろう。
その味に思いがけず和んでしまい、なかなか席を立つ事が出来なかった。
和んだ体を奮い起こし、全身に若干の疲れを感じつつ最後の店へ。

九軒目黒田屋到着。
朝5時までやっているファミレス風の店。
営業時間の長さと、肩肘張らずに食事が出来そうという理由で、
キャノンボール締めの店としてここを選んだ。
いかにも地元という感じのヒトがおでんをつついている。
スタンダードなてんぷらうどんを注文。
ファミレス風という事で味は期待していなかったが、
どうしてどうして今までの店に負けない堂々とした味ではないか。
思わずぶっかけうどんも追加してあっと言う間に食べてしまった。

土曜日23時。高松インター突入。
行きに明石大橋を通ったので帰りは遠回りだが瀬戸大橋を渡ってみた。
土曜日の夜中、日曜日の早い時間という事でクルマもまばら。
良いペースで最後まで走る事が出来た。当然睡魔は私の横に常にいたが。

日曜日7時30分。自宅に到着。
到着と同時に泥のように駄眠を貪った事は言うまでもない。

こうして讃岐うどんキャノンボールは11玉という輝かしい記録を残して幕を閉じた。
これが減量中の人間のやる事か。「愚の骨頂」とは全くもってこの事である。
だが「水曜どうでしょう」にも通じるこういう大真面目にバカをやるノリ、
「愚の骨頂」をたった一人で大真面目にやり切るノリは決して嫌いではない。

讃岐うどんキャノンボールを計画するにあたり参考としたサイトは以下。
讃岐うどん遍路
はじめてのさぬきうどん
レンタカーで讃岐うどんの食べ歩きはいかがですか?

2006/08/19

8/18の肉体改造

本日の肉体改造

運動時間:65分05秒
走行距離:30.90km
消費カロリー量:703kcal
BGM:Images and Words / Dream Theater


何となく頭がクラクラしていたが2日間サボったので無理に運動。
ちとキツかった。縦ノリの音楽をかけて無理くり漕いだ。
頭がボーッとしてるな。早いとこ寝るス。

要件定義フェーズが終わり、ようやく基本設計が始まる。
だがその前に積み残している案件の提案をしなければならない。
以前認定技術者試験に落ちた某スケジューリングソフトとの連携である。

実はこの試験の翌日このソフトメーカーから連絡があった。
採点基準見直したら合格になりましたーと連絡があった。
これで晴れて認定技術者になったわけだが、
何だかお情けで合格にしてもらったみたいで文字通り情けない。
しかも認定技術者なのにデータ連携インターフェースがいまいち分っていない。
ぅがぁ! 勉強せねばスヵ? 打合せ来週頭スヵ? じゃ今週末スヵ?

2006/08/15

8/15の肉体改造

本日の肉体改造


運動時間:65分11秒
走行距離:31.17km
消費カロリー量:710kcal
おとも:タモリのジャポニカロゴス


こうなる事は予想していたが正に不毛な夏休みを過ごしてしまった。

休み前に壊れて直したイカリングが休み中にまた壊れた。ええ加減にせいよ。

渋滞が恐くてどこにも走りに行く事が出来ず生殺し状態。

そのかわり東北道 112km の渋滞には巻き込まれずに済んで良かった。

実家に戻る前から洗濯物を干しっぱなしにしている事に今日気づいた。

朝実家から戻ってすぐに持ち帰った仕事を片付けようとしたら停電。

その停電の影響で仕事場の開発サーバがふっ飛んだ。電源系統分けてないから。。。

メシ喰って寝て起きてメシ喰って寝てを繰り返すヤバい生活に陰鬱な快楽を見出す。

やはりタモリは天才だ。「ハルオの動く尻」には笑った。

明日まともに仕事が出来るか不明。泣きそうになるくらい行きたくない。

8/14の肉体改造

本日の肉体改造

運動時間:65分05秒
走行距離:29.83km
消費カロリー量:679kcal
BGM:Rainbow Seeker / Joe Sample


とりあえず負荷をレギュラーメニューと同じに戻して行ってみる。
距離は前回と変わらないのでリハビリとしては良いだろう。キツい。
これにサーキットトレーニングも合わせなければならないのか。
さらにダンベルでウェイトトレーニングも合わせるのか。エグい。
以前のオレってスゲーな。。。と自分を褒めてみる。

Ponta Box と言い Chick Corea と言い Joe Sample と言い、
最近ピアノがメインの作品を良く聴く様になったというネタにしようか、
被害甚大エリアに居と仕事場を構える自分の大停電最前線リポートにしようか、
今日の投稿ネタを休みボケの頭でつらつらと考えていたのだが、
そんなものを吹き飛ばしてしまう程 B・J が熱かった。

ブラックジャック(通称 B・J)。本名間黒男(はざまくろお)。
幼い頃政府の杜撰な不発弾処理による爆発事故の犠牲となるが、
医師本間丈太郎の手術により奇跡的に回復するものの母を失い、
その復讐のために医学を学び金持ち相手に荒稼ぎをするが、
天才的な技術を持ちつつもその素行から医師免許が下りない不遇の医師。
どうでもいいがこういう陰のあるキャラが好きだなオレわ。ドラキュラとか。

私の記憶の限りではそんな B・J のはずなのだが、
今日久しぶりにダラ見したアニメが凄い事になっていた。

あまり詳しく書くと始末に負えないので適当に触れるが、
腹違いの妹が一人いるはずのところ二人いる事になっていたり。
その二人目は悪の組織(へ?)の殺し屋(はぁ?)になっていたり。
父は B・J を捨てたはずのところ彼らをその悪の組織から守った事になっていたり。
しかも父は優秀な医療技術者で精巧な人工心臓の設計者であったり。
(これはもしかして本間血腫という B・J が対峙する最大の難病に通じるのでわ)
幼い頃犠牲になった不発弾事故は実は悪の組織の計画的なテロだったり。
(これは B・J のこれまでのモチベーションを根底から覆す事になるのでわ)
一人目の妹が B・J を助けて銃弾に倒れるところ二人目の妹(殺し屋)だったり。
ドクター・キリコには及ばないものの B・J のストーリー上では
ひときわ存在感を放つブラック・クイーンまで登場してしまったり。

あーぁ、もう何でもアリだ。それでいいのか B・J!
凄いぞ B・J! 頑張れ B・J! 負けるな B(ィヵ略)

2006/08/13

8/12の肉体改造

本日の肉体改造

運動時間:65分06秒
走行距離:29.55km
消費カロリー量:673kcal
おとも:シティボーイズ ライブ「マンドラゴラの降る沼」


3週間近く何もやらなかった。久しぶりのエクササイズである。
ここまで体が鈍るといきなり以前のメニューをこなす事は不可能だ。
リハビリ期間を設けなければならないだろう。
今回は負荷を一段落してペースも落して1時間漕いでみた。
距離がガクンと減るかと思ったがそれほどでもない。
ついた体力はそうそう落ちるモノではないのだな。

製造業の何たるか生産管理の何たるかを知らずして客先に乗り込んだが、
連日の打合せで工場長に精神的にも肉体的にも打ちのめされ、
あまりの業務知識の無さに自己嫌悪になり思考停止を起こしてしまった。
少なくとも議事録に書かれている内容くらいは理解せねばと思い、
連日連夜生産管理や原価計算の本を読み漁ってみたが、
頭では理解しているが実感が伴わなければ身についたとは言えない。
つくづく自分は右脳で生きているんだと思い知らされる。

興味を持って何かやるとなると一点集中しなければ出来ない性分である。
いや、集中するとそれ以外の事がどうでもよくなるという方が正しいか。
中途半端な完璧主義と言えばアンニュイな矛盾感があってカッコ良いが、
悪く言えば不器用極まり無く始末の悪い人間だ。
それが自己完結できるのならまだマシだが、
回りの人間を巻き込んでとなると更に始末に終えない。
(それを楽しんでしまうヤツは凄いと思う)

何事も器用にソツ無く要領良くこなせるヒトというのがいるが、
こういう状況になってもそのヒトは自分の時間をきっちりと作れるのだろう。
そういうヒトが全くもって羨ましいったらありゃしない。
別に言い訳をしているわけではないが言い訳以外の何モノでもないな。

言ってみればこれだけ業務知識の取得に浸っているという事は、
製造業の基幹システムに興味を持って携わっているというわけだ。
つまり今の仕事に前向きになっているという証と言えなくもない。
それはそれで良い方向なのかもしれない。

。。。スゲー言い訳がましい事を書いている自分に気づいた。自己嫌悪。

2006/07/23

7/23の肉体改造

本日の肉体改造

運動時間:65分05秒
走行距離:31.11km
消費カロリー量:708kcal
BGM:Chick Corea Akoustic Band


土用丑の日に浜名湖まで行ってうな重だけ喰って帰って来る。
観光も何もせず喰って帰るだけ。毎年恒例の愚挙を今年も行う。

今回は先日発生した点灯不良のヘッドライトを交換するため、
午前中にうな重を済ませて帰り道にショップへ寄る。
をいをい、両目替えるんじゃなかったのかよ。
片目だけしか認められませんでしただと? しょうがない事だと?
テキトーな仕事してんぢゃねぇよこの嘘つきめ。二度と行かん。

先日は久しぶりに亀戸某所の純レバ丼を食した。
甘辛いピリリと舌に刺激的なタレで炒めた鳥レバー。
信じられないほど臭みの無いそれをホカホカの白飯上にドッサリ。
さらにその上にたっぷりと乗った粗刻みの長葱が食感を向上させる。
レバーが苦手な自分だが、この店のレバーは問題ない。
いや、むしろ積極的に食べたい。週1ペースで。

。。。というわけで自分は夏バテというものを知らない。

2006/07/22

7/22の肉体改造

本日の肉体改造

運動時間:65分32秒
走行距離:30.73km
消費カロリー量:700kcal
おとも:ハウルの動く城


2 日間の研修後に行われた某ソフト認定技術者テストに落ちる。
悔しい。ものすごく悔しい。80 点で合格なのに 75 点だった。

内段取り資源だ? 合流工程だ? 重なり時間だ? 切替え段取りだ?
言葉の意味から分らんものをソフトでどう表現すれば良いのだ?

そもそも製造業のスケジューリングとやらが何も分らずして、
それもたった 2 日程の研修を受けたくらいの事で、
しかも初めて使用するスケジュールソフトを使いこなして、
製造プロトタイプなるものを作れだ? できるわけなかろ?

っつか、舶来もののソフトとは言え、
タダでさえ分りずらい専門用語だらけの内容を
日本語が怪しい外人に講師やらすなよ。
おもくそ日本語上手いヒトもいたけどさ。
ハーバード卒だってよ。ウヒャ!

しかし、あと 5 点で合格という微妙加減がさらに悔しい。
10 点とかなら「元々無理ですわ」と諦めもつくのだが。

家帰ったら全部復習してやる!。。。と心に誓ってこの時間。
ハウル見ながら運動してもう寝る気満々。
Ah! Yeah! Oh! Yeah! ダメ人間 YO!

2006/07/19

7/18の肉体改造

本日の肉体改造

運動時間:65分51秒
走行距離:30.72km
消費カロリー量:700kcal
おとも:タモリのジャポニカロゴス


久しぶりでわないか?
2日連続でしっかりエクササイズをするのは?

ぢつは途中右膝に痛みを感じ中止しようかと思った。
が、ペースを落して暫く漕いでいたら痛みが引いた。
再度ペースを上げ、既定値の 700kcal をクリア。
あれぇ、以前痛みが発症する箇所は左膝だった。
右膝が痛くなるのは初めてだ。いかんな。。。

2006/07/18

7/17の肉体改造

本日の肉体改造

運動時間:65分06秒
走行距離:31.10km
消費カロリー量:708kcal
BGM:Chick Corea Akoustic Band


恐ろしく濃ゆい連休を過ごした。
ひとつひとつの出来事がひとつの投稿ネタになるほど濃ゆい。
今回はとりあえず備忘録的に書き連ねていく。
いずれひとつひとつじっくりと書き上げる事にする。

ザックス、ARC、ビルシュタイン、アルピナと散々迷った挙げ句、
ついにビルシュタイン BTS サスペンションキットを装着した。
しなやかなストローク且つダイレクト感の増したハンドリング。
曲がる度によだれが出そうになる程気持ち良く、
高速道路では鼻水が出そうになる程気持ち良い走りとなった。

サスペンションキットの慣らしは 1000km 程という事なので、
例のごとく一気慣らしを敢行すべく香川県までうどんを食べに行く。
以前から自分の妄想の片隅に存在した、讃岐うどんキャノンボール。
1000km どころか 2000km 近い道程。11玉食べたさ。ダイエットって何?

助手席側のウィンドウが壊れレギュレーター交換をしにディーラーへ。
慣らしを終えて更にしなやかさが増したビルシュタイン。
ディーラーの営業さん例のごとく興味深々。
「乗ってみます?」の一言に二つ返事で助手席へ。
交通量の多い夕方の環七をヒラリヒラリと走りながら、
車内にはゲラゲラとバカ笑いが絶えないクルマバカ二人。

慣らしを終えてアライメントを取りに横浜の某ショップへ。
そこで以前の取引先の課長(補佐)さんに偶然出会う。
しかも乗っている BMW はいじりまくりの E46型330i である。
さらに横浜の BMW オーナーズクラブの会長さんであった。
エンスーもエンスー。ドが付く程のエンスーであった。意外だ。

この前装着したばかりのキセノンヘッドライトの片目が死んだ。
早速装着したショップに持ち込んでチェック。
タマ切れかと思いきや違っていた。どうも内部的な問題らしく、
BOSCHE の営業さんも駆けつけあれこれ原因を追求する。
結局原因は分らず代替品を来週装着してもらう事となり、
不具合の発生したブツはデータ収集のため本国強制送還。
「両目替えてくれるよね?」とうっすらゴネてみたら、
「もちろんです!」の一言が。よかたよかた。

片目のハンデも何のその。帰り道沼津に独り鮨を食べに行く。
帰路にてダダ降りに遭遇したが、抜群の接地感で不安感が全く無い。
雨の中でも抜群のスタビリティを発揮するビル足に感動する。
スゲェぞビルシュタイン。頑張れビルシュタイン。負けるなビ(ィヵ略)。

。。。濃ゆいなぁ。
でも建設的な事は何一つ無いな。オレらしいよな。orz

2006/07/13

7/13の肉体改造

本日の肉体改造

運動時間:66分06秒
走行距離:30.73km
消費カロリー量:700kcal
BGM:Replay! Brand New '80s


なんでこんなに間を空けてしまうのだろうか。
まずいぞ。このサボり癖を何とかしなければ。
まずいぞ。体重が落ちてない。暫く夕食を控えるか。

それはそれなりに理由があるのだが。実は先週末、
かねてより予定していたビルシュタインサスペンションキットを装着。
締まった感触の割りに乗り心地はまずくない。むしろしなやか。。。
さらに曲がりが面白すぎて時を忘れてしまう。忘れてしまう。。。

明日の夜、このビル足を一気に慣らす旅に出る予定。
待ってろよ日本の炭水化物の頂点。
オレの小宇宙(胃袋)は君達を歓迎する。
まずいぞ。また数日サボる事になるのか。
まずいぞ。無計画にお金使いすぎ。

2006/07/08

7/8の肉体改造

本日の肉体改造

運動時間:65分05秒
走行距離:30.91km
消費カロリー量:704kcal
おとも:HELLSING 1


明日はいろんな事がたて込んでおりエクササイズが出来なそうだ。
雨と聞いていたがカラリと晴れた天気の誘惑に負けず、
今日どうしてもやっておかなければならない。
先日のクテクテぶりは嘘の様に調子良く漕ぐ事が出来た。
今日も元気だプロテインが旨い。

助手席側のパワーウィンドウが壊れてしまった。
下がりはするがゲチゲチと中で引っかかる様な反応が不快である。
ディーラーに見せたところ無償修理で対応してくれるとの事。
よかたよかた。

それ以上に笑えるのがディーラーの営業さん。
クルマに装着されているイカリングに食いついて、
「スゲー真っ白!スゲーカッケー!」を連呼。
クルマ屋さんも普通にクルマ好きなんだね。
よかたよかた。